6割以上の女性が〝巣ごもり太り〟下着や洋服が入らない人も…
巣ごもり生活が長引くと気になるのが、健康状態や体型の維持。外に出る機会が減り運動不足に陥り、また自宅にいると、ついお菓子に手が伸びてしまう… なんてことも!
実際に、インターネット総合ショッピングモール「Qoo10」を運営するeBay Japan合同会社が、全国の20代~40代女性500名を対象に実施した「女性のおうち時間と美意識に関する調査」によると、以前よりも〝太った〟と感じている女性が多いことが判明。
そこで今回は、調査結果の内容をご紹介します!
おうち時間の過ごし方は〝ゆっくり派〟が多数!
女性たちはどのように「おうち時間」を過ごしているのでしょうか。最も多いのは「TVやネットで動画を観る」(74.6%)。その後には、「ネットサーフィンをする・SNSをチェックする」(68.8%)、「料理をする」(64.6%)、「掃除をする」(59.8%)といった回答が続きました。
忙しいときには確保できなかった娯楽を楽しむことや、家にいる時間が長いからこそ腰を据えてできる家事に時間を割いている傾向が見られます。
6割以上は「巣ごもり太り」を実感!
「おうち時間」を充実させ楽しんでいる女性は多いことがうかがえましたが、「おうち時間」が長くなって太ったと感じるかどうかについても調査。
その結果、6割以上が「太った」と感じている事実が明らかに(62.6%)。自宅にこもっていることで太ってしまう「巣ごもり太り」を実感している女性は多いようです。
最も太ったパーツは「お腹」!
最も太ったと感じるパーツについて聞くと、半数以上が「お腹」(57.8%)と回答し、他のパーツと比べて圧倒的に多い結果に。その後には、「太もも」(13.7%)、「顔」(10.9%)、「お尻」(4.8%)という回答が続きました。
また、太った原因については、「運動不足」(78.6%)、「食べ過ぎ」(67.7%)という回答に票が集まっています。
下着・洋服のサイズが小さくなった人も!?
体型が変化すると困ることの一つは、手持ちの洋服や下着のサイズが合わなくなってしまうこと。
そこで「巣ごもり太り」を感じている女性を対象に、洋服や下着のサイズが小さくなったと感じるかどうかを調査したところ、3人に1人以上が小さくなったと感じている事実が判明(36.3%)。
<「巣ごもり太り」のせいで… みんなの仰天エピソード>
・「ぴったりめで履いていたスキニーパンツのボタンが閉まらなくなった」(34歳・広島県)
・「ズボンのホックを留めるときに息を止めるようになった」(33歳・新潟県)
・「パンツを履く時にキツく感じた」(29歳・東京都)
・「ガードルのウエストがきつい」(40歳・徳島県)
・「お肉がはみ出てしまった」(35歳・東京都)
半数以上が人に会わないせいで美意識低下!?
多くの女性が「巣ごもり太り」を実感し、洋服や下着のサイズが小さくなったという弊害に直面していることが明らかになりました。このような体型の変化には運動不足や食事だけでなく、〝他人から見られている意識〟も影響を与えていると考えられます。
実際に、外出自粛により人と会う機会が減ったことで、美意識が低下したと感じている女性は半数以上いることが判明(57.6%)。
一方で、このように美意識を保つことが難しい状況でも、7割近くの女性は美意識を保つために何かしらの工夫を実践していることも明らかに(69.8%)。具体的には、「食べ過ぎを控える」(43.0%)、「筋トレ・ストレッチをする」(33.4%)、「自炊する」(27.6%)など。「おうち時間」が増えたことで、いつもより体が動かせない状況にある中でも出来る、地道な努力をしている女性が多いようです。
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おうちで過ごす時間が増え、料理や食べることが楽しみの中心になっている人も多いと思います。また人の目に触れる機会が少ないと、美意識のモチベーションを保つことは難しいですよね。でもそんななかでも少しでも楽しみながら健康維持に努められたらいいですね!
【調査概要】
調査期間:2020年4月22日(水)~4月27日(月)
対象:全国の、20代~40代の女性500名
調査方法:インターネット調査
調査会社:株式会社ネオマーケティング
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