朝にやっておきたい美人になれる動作習慣
【曲線美】は朝作る
1日がスタートする朝。目覚めの習慣が美しくなれるかどうかの明暗を分ける… と言われると、確かに、なるほど。想像にかたくない話ですよね。でも、実際何をするのが効果的なの? どこにアプローチすればいいの? 具体的な正解がわからない… そんな疑問に、女性の美を支えるプロが答えてくれました。
外見と内面をつなげる、ワークアウトの新解釈で、ビジュアルもマインドも美しくなれる朝習慣。あなたもぜひ実践して。
1|朝起きた瞬間に窓を全開にして
密閉された空気を開放しよう! これが目覚めのスイッチ。この時のポイントは耳の上まで肺だと思って深呼吸して。脳に酸素を送ろう。
2|白湯を飲んで胃腸をゆっくり目覚めさせよう!
このときの呼吸のポイントは、胸を大きく膨らませて身体の意識を起こしていくこと。さあ、ここまででゆっくり脳と身体を呼び覚ましたら…
3|シャワーを浴びる前にワイドスタンス(足の幅を大きく開く姿勢)でゆっくり前屈を
このときのポイントは、膝が曲がってもいいから手のひらを全て床につけること。この動作が、その日の朝、自分がどれだけ固まっているかを知るバロメーターになります。
人によっては裏ももがパンパンで、生まれたての小鹿のように震える人もいるかもしれない。それでも大丈夫。また、人によっては腰も背骨もガチガチで、前屈しているだけでも物凄くきついと感じるかもしれない。それでも大丈夫です。
大切なのは、今日の自分のコンディションを受け入れること。気が付かないフリをしないことがとっても大切なんです。最初は、お腹に力を入れて前に倒れないようブレーキをかけてしまうはず。耳の上まで肺のイメージで丁寧に息を吐くと、吐くたびにお腹の力が抜けて深く前屈ができるようになります。頭を逆転させることで血液も動きます。反動をつけずに、朝らしく丁寧にいきましょう。
4|綺麗になるためのマインドセット
綺麗になるために考え方は工夫します。「硬いから前屈ができない」それもあるけれど、向上心の高い知的な女性はこう考えます。
「前屈する筋力がないから前屈できない」→「前屈を毎朝続けていけば前屈に必要な全身の筋肉が養われる」→「毎朝の積み重ねた前屈筋で、スマートでエレガントな曲線美になれる」
毎朝、そうやって自分の美的コンディションに向き合うことが、美人をつくる秘訣です。
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パーソナルフェイストレーナー 木村祐介
「ファンクショナル・ビューティ(機能的な美しさ)」をテーマに掲げ、運動力学や機能解剖学を基に、美と健康に特化したオリジナルメソッドを考案。日本で唯一の「PERSONAL FACE TRAINER®︎」として活躍。現在、六本木・ミッドタウンに隣接する「NATURE BODY HOUSE」で行うパーソナルセッション「美顔ワークアウト」を中心に、活動の場を広げている。YouTube:木村祐介ワークアウト/Instagram:@yusuke_kimura