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2023.03.17

「エイプリルフールの嘘は午前中まで」このルールって本当? 発祥や心得ておくべきルールを解説

「エイプリルフールの嘘は午前中まで」っていうルールは本当でしょうか? つい気になって、調べてしまった方もいることでしょう。今回は、色々な説が飛び交う「エイプリルフールの嘘は午前中まで」説について解説します。

「エイプリルフールの嘘は午前中まで」っていうルールは本当?

(c)Shutterstock.com

4月1日といえば、エイプリルフールを思い浮かべる人も多いのでは? 最近では百貨店や飲食チェーン、食品会社、IT企業やゲーム会社などがこぞって、クスッと笑える”ネタ”を公開するのが定番となっていますよね。

そんなエイプリルフール、あなたは何か嘘をついたことはありますか? エイプリルフール発祥の地とされているフランスでは「エイプリルフールは他愛のない嘘で笑いを誘って楽しむ日」だと言われています。

また、日本でエイプリルフールが始まったのは大正・明治の半ばと言われており、明確にいつ始まったのかはわかっていません。エイプリルフールが認知される前まで、4月1日は「不義理の日」とされ、エイプリルフールとは真逆で「日頃義理を欠いてしまっている人に対して、手紙や挨拶でご無沙汰を詫びる日」とされていました。

イギリスでも、エイプリルフールに国営放送局がネタをニュースで流していたり、エイプリルフールの”ネタ”が仕込まれたりしています。世界各地で、知人同士で嘘をつかなくても楽しめる日となっているんですね。

(c)Shutterstock.com

さて、そんなエイプリルフールですが、楽しむ上でいくつかのルールがあることをご存知でしょうか?

エイプリルフールのルールで有名なものといえば、やはり「エイプリルフールの嘘は午前中までしかついてはいけない、午後からネタバラシをしなければいけない」というものでしょう。このルールに関して「嘘をついていいのは午前中だけ」だと主張する人や、それ自体が嘘であると主張する人など様々な主張が飛び交っています。

元々、日本で「エイプリルフールの嘘は午前中だけ」というルールが普及したのは、あるテレビ番組がきっかけだそうです。それではこのルールは果たして本当のエイプリルフールのルールなのでしょうか?

これに関しては、半分正しい、半分正しくないが答えです。日本でも有名なこのルールが“半分正しく、半分正しくない”とされる理由や、「嘘をついていいのは午前中だけ」とされる根拠は一体どこからやってきたのか…。ご紹介していきましょう。

「嘘は午前中まで」ルールはイギリス発祥!

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このルールの発祥にはいくつかの諸説がありますが、現在最も有力とされているのが“イギリス発祥”という説。イングランドでは元々、5月29日を「オークアップルデー」とし、1660年の王政復古の記念日としてお祝いをしてきました。この日は国王に忠誠を誓う証として帽子や襟元にオークアップルの実を飾るという習わしがあります。

この習わしはチャールズ2世がオークの樹に身を隠れて追手から逃れたという故事にちなんでおり、この日にオークアップルの実をつけていない人は「国王への忠誠心が足りないぞ」とからかわれました。なんだかエイプリルフールに似ていると思いませんか?

それでは何故このオークアップルデーが「嘘が午前中だけ」というルールの発祥となったのか。それは、そのオークアップルの実を身に着けている必要があるのが午前中だけだからです。

午後になるとからかった相手にからかったことを謝り、皆で笑い合います。決してからかって終わりにはせず、次の日にわだかまりを残さないよう、謝って笑い合うまでがルールとなっているのです。このルールがいつの頃からかエイプリルフールにも適用されるようになり、今ではこのルールが世界的に有名になりました。

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ただし、本来のこのルールはもちろん、日本では適用されていません。このルールが適用をされるのは「オークアップルデー」が行われる地域、つまりイギリスだけです。日本はもちろん、イギリスを除けばどの国であっても、1日のどの時間帯でも嘘をつくことができます(常識の範囲内で)。

これが半分正しく、半分正しくないとされる理由です。イギリスでは「嘘をついていいのは午前中だけ」というルールは正しく、他の国では「24時間いつでも嘘をついていい」というルールが正しいと言えそうです。そのため、午後に嘘をつかれた際には「ルール違反だ!」と怒ったりせず、いずれも笑って許してあげるようにしましょう。

エイプリルフールで考えておくべき3つのルール

(c)Shutterstock.com

エイプリルフールにはいくつかのルールがあるとされています。エイプリルフールを楽しく過ごすためにも、どのような決まり事を守るべきか、見ていきましょう。

「人が不幸になる嘘はダメ」

エイプリルフールにつく嘘は、騙されたときに笑って済ませることができる嘘だけにするのが鉄則。「家族が事故に遭った」など、エイプリルフールが終わった後もわだかまりが残ってしまうような嘘は、避けましょう。あくまでも、エイプリルフールは他愛のない嘘で「笑って過ごすための日」です。

「ネタバラシはその日のうちに」

エイプリルフールに嘘をついても許されるのは、4月1日の24時間だけ。嘘をばらさないまま数日過ごすことはせず、オークアップルデーのように、その日のうちに嘘を終わらせて笑い合いましょう。もちろん、「嘘は午前中だけ」というのはイギリスでの社会通念のようなので、私たちはネタバラシは午前中に行っても問題はありません。

「嘘をつかれても仕返しはNG」

エイプリルフールが終わった後に、わだかまりを残さないためにも仕返しをしないようにしましょう。もちろん、たまたまお互いがお互いに嘘をついた場合は問題ありませんが、「嘘をつかれて気に食わないから」といったような、負の感情から嘘をつき返すことは大人気ないですよね。

最後に

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エイプリルフールについて雑学をご紹介してきましたが、いかがでしたか? ネット上では「エイプリルフールについた嘘は1年間叶わなくなる」といったマイナスな見立てもありますが、もちろん実際にそんなことはないでしょう。

またイギリスでは、4月2日はその日1日真実しか言ってはいけない「トゥルーエイプリル」という、エイプリルフールと真逆の日もあります。その日は真実しか言ってはいけないというルールから、プロポーズをする人が多いそうです。

今年のエイプリルフールはルールを守って、楽しい嘘をつき合って過ごしてみませんか?

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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