「窓ガラスを開けたり閉めたりする時に、留めたり外したりするアレ」の名前を知ってる!?
窓ガラスを開け閉めする際に使う、サッシに付いている締め金具。日常で、なにげなく使っている人は多いですよね。では、この金具の名前を知っていますか。
【問題】
「窓ガラスを開けたり閉めたりする時に、留めたり外したりするアレ」の名称は?
1. クレセント
2. クロスバー
正解は?
1. クレセント
クレセントとは、上下窓や引き違い窓の窓枠サッシに付いている半月形の締め金具。
二つの金具からなり、内側の扉に固定された半円盤を回転させて、外側の扉に固定されたフックに引っかけて締めつけることで、窓が開かないようになります。
「crescent」は英語で三日月という意味。内側の扉に固定される半円盤の形が三日月型なので、こう呼ばれています。最近では、細長いタイプのものなどメーカーによって形状はいろいろ。
戸締りのための施錠器具だと認識されていますが、窓ガラスの密閉度を高め防音効果や断熱性を高めることが主目的。そのため防犯性は低く、近年では鍵付きタイプや暗証番号式のクレセントが使用されることも多くなってきています。
クレセント(英語表記)crescent
《「クレッセント」とも》
1. 三日月形のもの。「クレセントポケット」
2. 引き違い窓などの、三日月形の締め金具。鍵の役目をする。クレセント錠。
(小学館デジタル大辞泉より)
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