「原稿用紙の中心部分にある蝶ネクタイのような形の印」の名前を言える?
原稿用紙の中心部分にある「蝶ネクタイのような形の印」に見覚えがありませんか? 二つ折りにするときには目印としても使える、アノ部分のことです。名前を知っていますか?
【問題】
「原稿用紙の中心部分にある蝶ネクタイのような形の印」の名称は?
1. 魚尾(ぎょび)
2. 綴魚(ていぎょ)
正解は?
1. 魚尾(ぎょび)
魚尾(ぎょび)とは、和書などの折り目にある魚の尾形の飾り。魚の尾びれを連想させる見た目の形から、この名前がつけられました。
なぜ原稿用紙にもつけられているのかというと、もともとは用紙を二つ折りにして袋綴じにする際の目印にしていたため、その名残です。和書の魚尾には黒魚尾、白魚尾、花魚尾などデザインが凝ったものも。
ぎょ‐び【魚尾】
1 袋綴(と)じの和本で、用紙の中央、各丁の折り目の部分にある魚の尾の形をした飾り。
2 人相学で、目尻のこと。
(小学館デジタル大辞泉より)
【もっとことばの達人になりたいときは!】
ジャパンナレッジ 知識の泉「これ何? 図鑑」