「月の欠けている部分がうっすらと見える現象」の名前は何?
夜空を見上げたときに稀に見える「月の欠けている部分」がうっすら見えることありますよね? この現象を、なんと言うか知っていますか。実は、きちんとした名称があるんです!
【問題】
「月の欠けている部分がうっすらと見える現象」の名称は?
1. 地球照(ちきゅうしょう)
2. 月下照(つきしたしょう)
正解は?
1. 地球照(ちきゅうしょう)
地球照(ちきゅうしょう)とは、月の欠けて見える部分が、地球から反射した太陽光に照らされて薄明るく見える現象。「地球回照光」ともいいます。
肉眼で確認するには、新月の前後の時期になるべく暗い場所で空を見上げてみてください。細い三日月にうっすらと丸い月が重なるように見えます。
この現象を地球からの照り返しであると解明した人物が、かの有名な、レオナルド・ダ・ビンチだといわれています。
ちきゅう‐しょう〔チキウセウ〕【地球照】
新月の前後、月の欠けて見える部分が、地球から反射した太陽光に照らされて薄明るく見える現象。
(小学館デジタル大辞泉より)
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