「チャックやファスナーの開閉部分にあるギザギザした箇所」の名前、知ってる?
チャックやファスナーを開閉するときに使う、“ギザギザした箇所”の名前を知っていますか。いつも使っているはずだけれど、いざ名称を聞かれると、答えに困ってしまう人も多いのでは…!?
【問題】
「チャックやファスナーの開閉部分にあるギザギザした箇所」名前は…?
1. 務歯(むし)
2. 剣歯(けんし)
正解は?
1. 務歯(むし)
務歯(むし)とは、ファスナーの布テープなどに縫い付けられた線上に並んだ歯。開閉部分のスライダーが上下することで、互いにかみ合ったり離れたりします。また、エレメントということも。
アメリカで1891年に発明されたファスナーは、改良を重ねて1917年に今日の形に近いものが完成しました。日本では1934年(昭和9年)に国産化されて以来、日本製ファスナーは輸出産業の一つになるまでに発展しています。ファスナーにはさまざまな種類があり、務歯が見えないデザインのものも。なおファスナーと同じ意味で、チャックとジッパーも使われています。
む‐し【務歯】
ファスナーで、布テープなどに縫いつけられた歯。スライダーが上下することで、互いにかみ合ったり離れたりする部分。エレメント。
(小学館デジタル大辞泉より)
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