「風樹の嘆(ふうじゅのたん)」ってどんなニュアンス?
会社の先輩から「風樹の嘆(ふうじゅのたん)ならないように、今のうちから親孝行を心掛けた方がいいよ」というアドバイスを受けました。どういう意味かわかりますか?
【問題】
「風樹の嘆(ふうじゅのたん)」と似た意味のことばは、どちらでしょうか?
1.孝行のしたい時分に親はなし
2.親の心子知らず
正解は?
1.孝行のしたい時分に親はなし
【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】では64%が正解していました(2019年10月4日現在)。
ふうじゅ‐の‐たん【風樹の嘆】
《「韓詩外伝」九から》静止していたいのに、風に吹かれて揺れ動かざるをえない樹木のように、子供が孝行をしたいと思うときには、すでに親が死んでいてどうすることもできないという嘆き。風樹の悲しみ。風木の嘆。風木の悲しみ。
※ ※
似た意味の言葉にはほかに、「石(=墓)に布団は着せられず」があります。
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
【もっとことばの達人になりたいときは!】
ことばの総泉挙/デジタル大辞泉