美しい秋空。光の差す景色を見ると神々しさも感じますよね!
雲の切れ間から差し込む美しい太陽の光。あの光のすじには名前があります。ご存知ですか? 知っていると自慢できますよ!
【問題】
雲の間から差し込む太陽の光のすじの名前は何?
1.光芒(こうぼう)
2.閃光(せんこう)
正解は?
1.の“光芒(こうぼう)”が正解!
光芒(こうぼう)は、尾を引くように見える光のすじのことです。太陽が雲に隠れているとき、雲の間から見える光のすじは、薄明光線とも呼ばれます。
雲を構成する水滴である雲粒よりも小さくて目に見えない水滴が大気中に多数広範囲に浮遊した状態であれば、太陽光が散乱されて光芒を見ることができます。ただし大気中の水滴が多すぎても少なすぎても見ることはできません。
写真のように光が放射状に広がって見えるものもあれば、雲から地上へ向かってたくさんの光が伸びているものもあります。このような光芒は旧約聖書に由来する名前として、「ヤコブの梯子(階段)」または「天使の梯子(階段)」などと呼ばれることもあります。
【こう‐ぼう〔クワウバウ〕[光×芒]】
尾を引くように見える光のすじ。ひとすじの光。「光芒を放つ」「光芒一閃(いっせん)」
(小学館デジタル大辞泉より)
【もっとことばの達人になりたいときは!】
ジャパンナレッジ 知識の泉「これ何? 図鑑」