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BEAUTY

2019.08.15

その肩こり、めまい、ストレスが原因かも? 漢方を味方に乗り切る方法を女医が伝授

肩こりやめまいに対して様々な方法で改善を試みている女性は多いでしょう。しかし、その効果が感じられない、といったケースも多々。そこで今回は、「身体によい」というイメージのある漢方を使用した肩こりやめまいの改善方法を詳しく解説します。

肩こりやめまいに悩む女性は多いハズ。その原因として多いのが、現代女性ならではのストレスです。

仕事や家事、育児に追われる女性は気づけば大きなストレスを抱えていることも少なくありません。慢性的な肩こりやめまいがストレスのさらに助長することも…。

【目次】
【漢方 肩こり】におすすめの漢方薬は?
【漢方 めまい】におすすめの漢方薬は?

【漢方 肩こり】におすすめの漢方薬は?

肩こりに悩む女性は非常に多いとされており、平成30年に厚生労働省が公表した国民生活基礎調査によれば、女性が普段から感じている不快症状のダントツ1位が肩こりです。なんと10人に1人以上は慢性的な肩こりに悩んでいるとのデータが示されています。

肩こりの原因

肩こりの最も大きな原因は肩や首周りの血行不良です。

肩や首はデスクワークなどで長時間同じ姿勢をしていると筋肉が固くなって、ただでさえ血行が悪くなりやすい部位です。

また、女性は筋肉量が少ないため発熱量も少なく、「冷え」を感じやすいとされています。身体の「冷え」は血管を収縮させるため、全身の血行を悪くします。その結果、慢性的な肩こりを引き起こしていることも少なくありません。

さらに、女性は生理前など性周期によってホルモンバランスが乱れやすく、日常のストレスが相まって自律神経が乱れやすい人が多い傾向にあります。自律神経の乱れによって交感神経が過度に働いた状態が続くと血管が収縮されて血行が悪くなり、肩こりの原因となることもあるのです。

肩こり
(c)Shutterstock.com

肩こりに効く漢方「葛根湯」「冠心逐瘀丹」

肩こりがひどい時は、身体を温めて肩や首周りのコリをほぐす作用のある葛根湯(かっこんとう)、全身の血行を改善して肩こりを根本的に改善する冠心逐瘀丹(かんしんちくおたん)などがおススメです。

また、これらの漢方は副作用がほとんどありませんが、葛根湯に含まれる「麻黄」には核再作用のあるエフェドリンが含まれています。エフェドリンは過剰摂取すると異常興奮や不眠などの症状を引き起こすことがありますので、用量・用法を守るようにしましょう。

【漢方 めまい】におすすめの漢方薬は?

女性によく見られる症状として多いのがめまいです。前触れのような症状があればよいのですが、突然思わぬ場所でめまいが生じると怪我などをする危険もありますのでめまいはできれば避けたいもの。

めまいの原因

めまいの主な原因は脳の病気と耳の病気です。特に30代以降の女性は耳の病気によるめまいが起こりやすく、立ち上がったときや頭を持ち上げたときなどに吐き気を伴う激しいめまいを生じることがあります。これは体の平衡感覚を司る部位の機能に障害が生じているためです。

また、女性は自律神経バランスの乱れによって血圧の調節が上手く行えなくなることで、立ち上がった時に立ちくらみやめまいなどを引き起こしやすい傾向にあります。自律神経の乱れはストレスやホルモンバランスの乱れ、疲れ、睡眠不足など様々な要因によって引き起こされます。

めまい
(c)Shutterstock.com

めまいに効く漢方「五苓散」「真武湯」「苓桂朮甘湯」

平衡感覚の異常によるめまいには、五苓散(ごれいさん)、真武湯(しんぶとう)、苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)などがおすすめです。

一方、自律神経バランスの乱れによるめまいには、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、釣藤散(ちょうとうさん)などがよいでしょう。

これらの漢方の中には、「甘草」と呼ばれる成分が含まれたものもあり、血圧上昇を引き起こすことがあります。長期間服用を続けている人は、定期的に血圧をチェックするようにしましょう。

成田亜希子先生

一般内科医。プライベートでは二児の母。
保健所勤務経験もあり、医療行政や母子保健、感染症に詳しい。
国立医療科学院などでの研修も積む。
日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会所属。


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Oggi9月号のP.181に掲載しておりますポメラートのリング名は、正しくは「NUDO」です。お詫びして訂正いたします。

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