ふるさと納税で最も重要なのが税金控除の申請!
オッジェンヌの赤荻典子です。同世代の働く女性の生活に役立つマネーに関する情報を定期的にお届けしています!
第1回目で、ふるさと納税に関する簡単な概要をお伝えしました。おさらいですが、ふるさと納税の手続きは簡単な3ステップ!
第2回目はサイトの選び方について、第3回目は寄付先の選び方についてお届けしました。そして、今回はふるさと納税の最終回。最も重要な税金控除の申請について説明します。
「税金控除」と聞いて、なんだか難しそう… とちょっと身構えた方もいらっしゃるかもしれませんが、手続きはとっても簡単なので、安心してくださいね!
Q.ふるさと納税、やってみたけど、どうしたら来年の税金が減るの?
税金控除の申請手続きには2つの方法があります。
1つ目は初心者におすすめの「ワンストップ特例制度」を利用する方法。2つ目は確定申告をおこなう方法です。
どちらも控除額は同じですが、手続きが少し異なります。このコラムはふるさと納税初心者を対象としているので、手続きが簡単なワンストップ特例制度を利用する方法について紹介していきますね♪
ワンストップ特例制度は、確定申告をしなくても、届いた書類に住所や名前など簡単な内容を記入し、郵送するだけで税金の控除を受けることができる制度です。流れは3つ。
税金控除の申請だなんて、難しそうですが、実はとっても簡単なんです! それでは、細かく解説していきます。
1.届く
まず、ふるさと納税の寄付をおこなったら、寄付をした自治体から税金控除の申請書が届きます。
2.書く
必要箇所を記入し、本人確認書類をコピーします。記載例や本人確認書類の種類などに関する説明も一緒に届くので、安心です♪
3.送る
書類を自治体に返送する。返送用の封筒も送ってくれる自治体が多いので便利です。
ただし、このワンストップ特例制度を利用するためには寄付先の自治体が5ヶ所までであること、ワンストップ特例申請は1月上旬までに終わらせること、こちらに注意が必要です。また個人事業主の方など、ふるさと納税以外の理由で確定申告をおこなう必要がある方は利用できません。
それでは本日のまとめです。
以上でふるさと納税の概要や手続きに関する紹介は終わりです。
いかがでしたか。少しでも身近に感じられて、よし、やってみよう! と思った方がいらっしゃったら嬉しいです。
※ふるさと納税の趣旨は、寄付による自治体への貢献です。また応援したい自治体やその使い道を選ぶことで税に対する意識が高まることも目的とされています。
※本コラムは読者の皆様のきっかけ作りになることを目的としているため、説明を簡略化しています。
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オッジェンヌ 赤荻典子
2019年からOggi専属読者モデル「オッジェンヌ」として活動開始。コンサル勤務の公認会計士で、お金の管理や仕事の効率化が得意。コーディネートはオンとオフのメリハリをつけるのが好き。Instagramアカウントはこちら:@nori_red