「せいぜい」ってどんなときに使ってる?
後輩が「せいぜい(=精いっぱい)勉強します」という使い方をしていたら、違和感を抱きますか?
【問題】
「せいぜい(=精いっぱい)勉強します」という使い方をしますか?
1.使う
2.使わない
あなたはどっち?
【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】では
77%が「使わない」を選択(2019年7月7日現在)
せい‐ぜい【精精】
(1)能力の及ぶかぎり努力するさま。できるだけ。精いっぱい。「せいぜいおまけします」「せいぜい養生して下さい」「病み上がりで、近所を散歩するのがせいぜいだ」
(2)できるだけ多く見積もってもその程度であるさま。たかだか。「遅くてもせいぜい2、3日で届くだろう」「高くてもせいぜい1万円だろう」
※ ※
「せいぜい頑張ってね」という声かけは、「(1)力のかぎり頑張ってね(=応援)」と「(2)無理だろうけど、まあ頑張れば(=皮肉)」の二通りに解釈できます。しかし、近年では(1)の意味で用いる人が少なくなっており、ときに誤解を生むもととなっているようです。
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
【もっとことばの達人になりたいときは!】
ことばの総泉挙/デジタル大辞泉