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2019.06.25

【医師監修】セックスのときの痛み(性交痛)、薬は? 病院は行くべき?

婦人科系の悩みをテーマとした不妊治療の名医・杉山力一医師によるカラダの不調解決コラム。今回は性交の痛みについてお届けします。

性交の際の痛み、我慢していませんか? あなたの「性交痛」の原因をチェック!

みなさんは性交の際に痛みを感じたことはありませんか? 性交前・性交中・性交後に感じる局所の痛みを「性交痛」といいます。友達や家族には相談しづらい、セックスに関する痛みについて今回は見ていきましょう。

◆あなたの痛みの場所・タイミングは…?

どこが痛むのかいつ痛むのか特定の状況でのみ痛むのか、などによって性交痛の原因や対処方法は異なります。現在性交痛に悩んでいる方は、ご自身が感じている痛みがどのようなものかを考えてみてください。性交痛を感じる場所ごとに、どのようなリスクが潜んでいるかご紹介します。

◆膣入口の痛み→うるおい不足・炎症・ストレスや疲労などが原因

性交痛
(c)Shutterstock.com

性交痛を感じる場所としては主に膣の入り口付近膣の奥の痛みに分けることができます。なかでも性交痛を感じる方の多くが膣入口あたりに痛みを感じています。

膣入口あたりの痛みの原因として代表的なものには、膣部分の潤滑液が少ない「うるおい不足」があげられます。膣がうるおい不足になってしまう原因としては以下のようなものが考えられます。性行為の際にうるおいが足りていない感覚がある方は、当てはまっている項目がないかチェックしてみましょう。

うるおい不足の原因をチェック!
・性交の際に前戯が不十分である。
・日常的に緊張やストレスを感じている。
・直近に出産を経験した。
・更年期の症状が出ている。
・子宮内膜症、子宮筋腫など子宮の病気にかかっている。
・性感染症にかかっている。

うるおい不足の他にも膣入口の痛みの原因としては以下のようなものがあげられます。

炎症・けが
・膣・外陰部・尿路などの炎症
・性器周辺のけが
・コンドームや避妊用発泡剤などに対するアレルギー反応
・処女膜強靭症(処女膜が通常より厚くなっている状態)
・先天異常(膣内に異常隔壁がある など)

ストレス・疲労
痛みの原因は身体的なものだけでなく、性行為に対する不安やストレスも考えられます。検査をしてみたけど何の異常もなかったという方は、一度パートナーとの性交をお休みして、性行為に対する不安緊張トラウマはないか考えてみましょう。

◆膣の奥の痛み→病気の可能性も! 我慢せずに検査をおすすめします。

膣の奥の痛み
(c)Shutterstock.com

膣入口ではなく膣の奥下腹部お尻の周囲が痛む場合は、病気の可能性が考えられます。なかには悪化してしまうと不妊の原因にもなりうるものもあるため、我慢せずに病院に検査を受けにいくことをおすすめします。膣の奥の痛みとなっている原因として考えられる病気は以下のようなものがあげられます。

・クラミジア感染症
・子宮内膜症
・卵巣腫瘍
・子宮頸部・子宮・卵管の感染症により骨盤内に膿がたまっている状態

膣の奥の痛みが気になる方はまずそれぞれの病気について調べてみて、該当する症状はないかチェックしてみるのもおすすめです。

◆痛みを和らげるためには? 症状別の対処法をチェック

相性
(c)Shutterstock.com

性交痛を感じる場所から痛みの原因をみていきました。ここからは、それぞれの原因に対してどのような対策を取っていけばよいかについて考えていきましょう。

膣のうるおい不足が原因の場合

潤滑液が不足している場合には、前戯にかける時間を長くすることにより、腟の潤滑性を増す方法や、潤滑ゼリーローションの使用をおすすめします。医療用として販売されている潤滑ゼリーは、ドラッグストアや通信販売で手に入れることができます。また、無理をして挿入せず、手や口を使って互いに快感を得るなどの対処をとることもできますよ。

炎症・感染症・子宮や卵巣の病気が原因の場合

うるおい不足以外の身体的原因は自分ではわかりにくいものですよね。炎症や病気が疑われる場合は病院に行き、医師の指導のもと適切な処置を受けましょう。炎症の場合は、抗生剤ローションを使用し、感染症の場合は抗菌薬の投薬によって治療し、子宮や卵巣の病気の場合には手術を行うこともあります。

ストレスや緊張が原因の場合

心的な原因で性交痛がおこっている場合は、パートナーと協力して性行為を見直してみましょう。性行為の中で痛みを感じる場面をきちんと共有し、体位を工夫してみたり、リラックスした状態ではじめられるよう雰囲気づくりを工夫してみたりするなど、パートナーとの性行為を楽しめるよう、環境づくりをしていくのがおすすめですよ。

◆大切なのは「我慢しない」こと

カップル
(c)Shutterstock.com

性交痛において一番やってはいけないこととは、痛みを我慢して放っておくことです。多くの女性は性交痛を感じた際「こういうものだろう」と我慢してしまいます。

しかし、放っておくことで病気になってしまったり、痛みを感じることで性交がおっくうになってしまい、よりうるおい不足になってしまったりするなど、悪循環を引き起こしてしまいます。

パートナーとの性交をより楽しむためにも、まずは自分の症状を知って、不安に感じた場合は医師に相談しましょう。あなたが感じている痛みは、カラダや心のSOSかもしれません。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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医師 杉山力一

杉山産婦人科院長。不妊治療の名医。日本における生み分け法の権威・杉山四郎医師の孫。東京医科大学産科婦人科医局では不妊治療・体外受精を専門に研究。その後、1999年より杉山産婦人科勤務。監修する女性向けアプリ「eggs LAB」では、独自ロジックにより、アプリでの問診で自身の情報を入力することで、これまでにない高い精度での生理日・排卵日予測を実現。不安定な生理周期にも対応した適切なアドバイスや、妊活に関する情報まで、個々の身体の状態にフィットした「あなただけの/あなたのための/今欲しい情報」を発信中。


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