11,286人が回答! 尊敬する上司と困った上司の特徴
◆20代の理想は、寄り添ってくれる上司
まず、「上司に期待していること」を聞いてみると、「自分の意見や考えに耳を傾けてくれる」(61%)が最多回答に。
年代別に見ると、20代は「具体的なアドバイスをくれる」(20代:57%、30代:52%、40代以上:41%)、「いつでも相談に乗ってくれる」(20代:46%、30代:40%、40代以上:34%)、「業務に一緒に取り組んでくれる」(20代:36%、30代:30%、40代以上:23%)が他の年代よりも高く、寄り添ってくれる上司を理想としていることがわかりました。
Q.上司に期待していることは何ですか?(複数回答可)
◆尊敬する上司の特徴、第1位「いざというときに部下を守る」
次に「今まで尊敬する上司に出会ったことはあるか」と質問したところ、68%が「ある」と回答。
Q.今までに尊敬する上司に出会ったことはありますか?
尊敬する上司に出会ったことがある人に「その上司のどんな点を尊敬しているか」を尋ねると、第1位は「いざというときに部下を守る」(55%)。
理由は、「仕事に対して厳しい人ですが、理不尽な場面では、必ず部下を守るという意志が感じられた」や、「仕事が本当に嫌になって投げ出そうとしてしまった時に『やれるだけやってこい。失敗しても責任は全部俺が持つ』と言ってもらえてすごく楽になりました」という声が目立ちました。
Q.「尊敬する上司に出会ったことがある」と回答された方に伺います。その上司のどんな点を尊敬していますか?(複数回答可)
その後、第2位「指示・指導が的確」(53%)、第3位「知識や経験が豊富」(51%)が続く結果に。
理由では、「常にどんな仕事も見通しがついている。そのため、何を相談しても、いつまでに、どこまで終わらせればいいかなど、スケジューリングや仕事の割り振りがとにかく的確。だから信じてついていくことができる」や、「有資格者ではなかったが、外部の専門家が舌を巻くほどの知識を持ち、質問には嫌な顔ひとつせず、むしろ嬉々と答えてくれた」などが挙がりました。
◆困った上司の特徴とは?
一方、困った上司のもとで働いたことがある人はどれくらいいるのでしょうか。
Q.これまで困った上司のもとで働いたことがありますか?
調査では、8割以上が「これまで困った上司のもとで働いたことがある」(85%)という結果に。困った上司の特徴では、「人によって態度を変える」(66%)が最多。また「いざというときに部下を守ってくれない」(58%)、「指示・指導が曖昧」(55%)が続きました。
Q.「困った上司のもとで働いたことがある」と回答された方に伺います。どのような点で困った上司だと感じましたか?(複数回答可)
上司を尊敬する場面は、いざというとき! 部下がピンチのときに守ってくれる上司を尊敬する人が多いようです。逆に守ってくれないと部下が困ってしまうことも…部下が大変なときにしっかりフォローすることを心掛けたいですね。
【調査概要】
調査:エン・ジャパン株式会社
調査方法:インターネットによるアンケート
調査対象:「エン転職」を利用する20代以上のユーザー
有効回答数:11,286人
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