【恋の悩み2】婚活に疲れました
少し前に始めた婚活。いい人に出会えず、会っても一度っきり…。正直また会いたいと思える人がいません。婚活に悩んだときに効く本はありますか?
瀧井流アドバイス
「同じような悩みを持つ人と自分を照らし合わせてみて」
「婚活に疲れました」には、この2冊が効く!
『婚活1000本ノック』南 綾子/著
32歳の作家が幽霊をアドバイザーにして本気で婚活に挑む。お料理合コン、お見合いパーティ、婚活サイト…。著者の実体験を交えて描く赤裸々な婚活小説。「婚活を頑張っている人、出会いがあってもときめかない、ピンとこないという人は共感しまくるのではないでしょうか。あるいは主人公が反面教師になるかも? ユーモアと自分を客観視する姿勢からも学べるところがありそう」新潮社 ¥1,500
『自負と偏見』ジェイン・オースティン/著
イギリスの田舎の女性たちの恋愛と結婚模様を賑やかに描いた永遠の名作。「18~19世紀の女性たちも恋愛や結婚に悩んでいたんだなと、ホッとするのでは。また、イヤだと思う相手も偏見を取り払ってもう一度よく向き合ってみようと思えるようになるかも?」新潮文庫 ¥890
2018年2月号「冬は自宅が最高!」より。
本誌掲載時スタッフ:構成/佐々木怜菜、宮田典子・矢野絵梨佳(HATSU)
再構成:Oggi.jp編集部
ライター/瀧井朝世さん
出版社勤務を経てライターに。多数の雑誌で書評やインタビューを担当。TBS系「王様のブランチ」ブックコーナーのブレーンを務める。著書に『編愛読書トライアングル』(新潮社)。
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