「四百四病の外(しひゃくしびょうのほか)」ってどんな意味?
「それって、四百四病の外って感じ!」と、日ごろから気難しいことばを好む同僚に言われたら、その意味はわかりますか。
【問題】
「四百四病の外(しひゃくしびょうのほか)」あなたは、どの意味で使いますか?
1.別離の悲しみ
2.恋の悩み
3.空腹の苦しみ
正解は?
2.恋の悩み
仏教が語源のことばです。
【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】では68%が正解していました(2019年5月7日現在)。
「四百四病(しひゃくしびょう)」は、仏教で、人間がかかるすべての病気のことをいいます。病気のうちに入らないから大したことはないと考えるか、どんな病気よりも恐ろしいものと考えるかは、その人しだいでしょうか。
※ ※
しひゃくしびょうのほか【四百四病の外】
《四百四病のうちに入らないものの意》恋のやまい。恋煩い。
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
【もっとことばの達人になりたいときは!】
ことばの総泉挙/デジタル大辞泉