「イマドキのマナー違反」ランキング
“イマドキのビジネスマナー”を提唱するライフスタイリスト・北條久美子さんの著書『心をつかむ! 新しいビジネスマナーの基本』(高橋書店)から、「イマドキのマナー違反」をランキング形式で見ていきましょう。
「イマドキのマナー違反」ワースト10!
第1位:挨拶をしない
第2位:スマートフォンをいつもいじっている
第3位:報告をしない
第4位:SNSに会社の情報を載せる
第5位:プロ意識の欠如
第6位:遅刻・欠勤の連絡をちゃんとしない
第7位:お礼を言わない
第8位:話す内容がまとまっていない
第9位:根拠のない自信をもっている
第10位:文書やメールにミスが多い
※『心をつかむ! 新しいビジネスマナーの基本』p.4〜7より抜粋
『挨拶をしない』は印象最悪のマナー違反。ホントにやる気あるのか…と疑われてしまいます。3位の『報告をしない』は、指示した側からすればたまったものではありません。2位、4位には現代ならではのマナー違反がランクイン。ついついやってしまうことが入っていませんか?
実はNG! ついついやってしまうマナー違反
例えば、“語尾に「~ください」をつければ失礼はない” “交換した名刺に携帯番号が書いてあるので、連絡は直接してOK”と思い込んでいる人、キケンです。
◆お客様をご案内した時…
▲「~ください」は指示する言い方なので、相手に失礼と感じさせてしまうかも…。
◆名刺に携帯番号が書いてあるけど…。
▲名刺の携帯番号は相手の了解を得るまでは控えるのがマナーです。
行動にちょっとした気遣いを加えるだけで、ビジネスマナーは圧倒的に向上します。『心をつかむ! 新しいビジネスマナーの基本』では、さらに詳しいビジネスマナーやどうすれば正解なのか、また巻頭特集では自分の上司のタイプ別の対処法なども網羅。新社会人も、すでに社会人として活躍している人にも役立つ内容です。
▲『心をつかむ! 新しいビジネスマナーの基本』(高橋書店)著者:北條久美子 定価:1,100円(税別)
自分は大丈夫? と不安になる前に読んでおくといいでしょう。マナーとは、相手やその場にふさわしい対応をすること。その結果、コミュニケーションが良好になり、物ごとが円滑に進み、仕事の充実にもつながるはずです。
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ライフスタイリスト 北條久美子先生
東京外国語大学を卒業後、研修講師等を経て、2007年からエイベックス・グループ・ホールディングス株式会社人事部にて教育担当を務める。
2010年にキャリアカウンセラーとして独立。一般企業や行政機関、大学などで年間2,500人にマナーやコミュニケーションやキャリアアップに関するセミナーを行う。とくに、スマートフォンやSNSなどの最新情報を含めたビジネスマナーに精通。
著書に『ビジネスマナーの解剖図鑑』(エクスナレッジ)、『図解 仕事の基本 社会人1年生大全』(講談社)などがある。