「石に立つ矢」を正しく使える?
ビジネスシーンで、上司から「石に立つ矢というくらいで、そんな話はありえないだろう」と言われたら、日本語の用法として正しいと思いますか。
【問題】
「石に立つ矢というくらいで、そんな話はありえない」この文章は正しい? 誤り?
1.正しい
2.誤り
正解は?
2.誤り
「石に立つ矢」は、“一念を込めてやれば、どんなことでもできる”さまを示します。
【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】では63%が正解していました(2019年3月29日現在)。
本来は、「一念岩をも通す」「精神一到何事かならざらん」などと意味の似た言葉です。
※ ※
いしにたつや【石に立つ矢】
一念を込めてやれば、どんなことでもできることをいうたとえ。漢の李広が石を虎と見誤って矢を射たところ、矢が石に立ったという「史記」李広伝の故事による。
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
【もっとことばの達人になりたいときは!】
ことばの総泉挙/デジタル大辞泉