目次Contents
20代後半はきれいめテイストにひねりを加えて
これまでのきれいめ服に加えたい、知的さやクールさ。そして損ないたくない洗練さ。20代後半のファッションは、周囲に流されない“意志ある着こなし”が理想です。真逆のテイストをぶつけたり、今まで避けていたアイテムを取り入れてみたり。大人っぽさも意識しつつ、ほどよくカジュアルで遊び心のある『感度高めコーデ』を目指しましょう。
〈POINT〉
・季節に合わせた色選びはもう古い?
・ひねりを効かせたMIXコーデが旬
・定番をハズして洒落感アップ
お手本コーデ
ネイビージャケットにはカジュアル感の強い細いピッチのボーダートップスを。ジャケットでも程よく力の抜けた印象に。足元は赤ではなくあえて変化球の効いた黄色をセレクトし、より爽やかなトリコロールに。
ポイント1:華やかなスカートコーデは【キレ】を加えて
ただ女らしいだけじゃない、きれいめカジュアルなスカートコーデとは? 20代後半の女性が取り入れたいテイストは、ハンサムさや今っぽさ。遊び心があるのに、決して子どもっぽくない着こなしを要チェック!
- 黒ロングスカート×ペールブルーニット×グリーンサンダル
- 黒フレアスカート×ボーダートップス×ジレ
- ツヤカーキスカート×黒ジャケット×ローファー
- チェック柄スカート×黒ニット×ウールコート
- ピンクタイトスカート×モノトーントップス
- ベージュエコレザースカート×ロゴT
- 花柄スカート×カットソー
- ベージュプリーツスカート×バンドカラーシャツ×ジレ
- パープルフレアスカート×パーカー
- ブラウンタイトスカート×ブラウンニット×カラーコート
黒ロングスカート×ペールブルーニット×グリーンサンダル
首元の広さ、袖口と裾のサイドスリットがポイントのブルーニット。立体的でツヤあるスカートを合わせ、プチドレスアップ。
週の始まりは”オーラリー フォー ロンハーマン”のペールブルーニットで!
黒フレアスカート×ボーダートップス×ジレ
きれいめシンプル派は、ぜひメンズライクなオーバーサイズジレをセレクト。インナーはシアーニットを合わせ、ほっこり見えを回避して。シンプルでもしっかりこなれた印象に。
きれいめシンプル派ならメンズライクなオーバーサイズのジレがいい♡
ツヤカーキスカート×黒ジャケット×ローファー
ボリュームスカートとコンパクトなジップジャケットから生まれるドラマティックなシルエットは、黒ローファーで懐深く受け止めるのが◎。肩の力が抜けたエレガンスは、働く女性の強い味方になるはず。
存在感抜群! “ボッテガ・ヴェネタ“のローファーを今日の主役に♡
チェック柄スカート×黒ニット×ウールコート
ハリのある軽い生地のスカートは、タック入りの切り替えでふんわりしたボリュームシルエットに。トラッドなチェック柄なので、足元は重めのブーツを合わせモダンに仕上げて。
ピンクタイトスカート×モノトーントップス
派手色スカートも、モノトーンボーダーで簡単にフレンチ化が可能。白小物で抜けをプラスし軽やかに。
ベージュエコレザースカート×ロゴT
タフなエコレザースカートは、ベージュならトライしやすい。きれいめな光沢感が、Tシャツにほどよくハードな要素を加算して大人っぽく着地。
花柄スカート×カットソー
大ぶりなフラワー柄を、ドライなコットン生地の黒カットソーでクールに。ピンクでもニュアンスカラーなら浮かれて見えない。
ベージュプリーツスカート×バンドカラーシャツ×ジレ
淡色でつないだシャツ&プリーツスカートに、ハンサムなジレをはおった最旬スタイル。ブーツから素足をのぞかせて“抜け感”をつくるのがポイント。
パープルフレアスカート×パーカー
トレンドのきれい色は、ほんのり深みのある色なら大人っぽくまとまる。甘めのスカートは、重量感のあるブーツでぐっと引き締めて。
ブラウンタイトスカート×ブラウンニット×カラーコート
ダークな配色になりがちな季節は、カラーコートで華やかさをプラス。ワントーンコーデにはおれば、Iラインを強調してスタイリッシュに。
▼あわせて読みたい
ポイント2:パンツスタイルは【テイストMIX】が鍵
ほどよくラフなのにきれいめ。女らしいのにキレもある。そんなテイストMIXが“おしゃれな大人”を印象づける20代後半のコーデ。甘いだけじゃなく“クールさ”を効かせるテクも必見です。
- 白パンツ×白ロゴT×ベージュジャケット
- バレルパンツ×ブルーボーダートップス
- グルカパンツ×ネイビーシアーニット
- 黒パンツ×チェック柄リボンタイブラウス
- 白デニムパンツ×白ニット
- タック入りパンツ×ワイドスリーブトップス
- テーパードパンツ×バンドカラーシャツ
- デニムパンツ×バンドカラーシャツ
- チェック柄パンツ×ニット
- デニムパンツ×ニット
白パンツ×白ロゴT×ベージュジャケット
膨張色の白でも、裾をぐっとすぼめたメリハリシルエットパンツなら、想像以上にバランスよく。襟元がシャープなテーラードジャケットを羽織り、辛口に引き締めるのがポイント。
バレルパンツ×ブルーボーダートップス
トレンド感のあるベルト付きバレルパンツは、マリンなブルーボーダーでも幼くなりすぎず力の抜けた洒落感スタイルに。
グルカパンツ×ネイビーシアーニット
ベルト飾り付きグルカパンツも、流れるようなワイドシルエットならきれいめに着地。ネイビーカラーのシアーニット合わせで、大人っぽい色気をプラスして。
黒パンツ×チェック柄リボンタイブラウス
とことんキャッチーな一枚には、とことんベーシックなパンツをぶつけたい。甘さたっぷりなブラウスでも、黒パンツがしっかり締めてくれるから安心。トップスはボトムインするのが鉄則。
白デニムパンツ×白ニット
テンションが上がるカジュアルニットは、白デニムやレザーバッグなどのカラッとした素材のアイテムと一緒に。
“白ニット”が映えるホリデーシーズンこそ、大人カジュアルで!
タック入りパンツ×ワイドスリーブトップス
二の腕カバーも嬉しいワイドスリーブのカットソー。Tシャツ以上~ブラウス未満で、旬のサスペンダーパンツをほんのり女らしく。
テーパードパンツ×バンドカラーシャツ
冒険心のあるきれい色パンツには、バンドカラーシャツで今っぽさときちんと感を。シャツのゆったり感がテーパードをより美脚見えに導く。
デニムパンツ×バンドカラーシャツ
ハリのある生地とペールイエローでシャツ自体に品があるので、カジュアルなブルーデニムもきれいめにまとまる。鮮やかなオレンジ色がアクセント。
チェック柄パンツ×ニット
グリーンみのあるマスタードイエローが旬感を与えるトラッドコーデ。スウェット風のカジュアルなディテールと、チェック柄パンツが今っぽくマッチ。
デニムパンツ×ニット
カジュアルに転びがちなデニムもグレーカラーならきれいめに振りやすい。デニムと同系色のボートネックニットにストライプシャツをレイヤードすれば、ふんわりニットと相まって“カジュアルな女っぷり”を実現。
▼あわせて読みたい
ポイント3:オフィスコーデには【愛らしさ】と【かっこよさ】を
堅苦しすぎず親近感があり、無難すぎずトレンド感をひとさじ。20代後半のオフィスカジュアルは、かっこよさと愛らしさを兼ね備えた装いが理想です。
- イエローボウタイブラウス×白パンツ
- ラベンダーブラウス×黒パンツ
- ツイードジャケット×ピンクパンツ
- ピンクブラウス×黒パンツ
- バルーン袖ブラウス×黒パンツ
- ナローフレアスカート×ニット×オーバーサイズシャツ
- 襟コンシャスブラウス×黒パンツ
- カーキシャツ×テーパードレッグパンツ
- 付け襟ニット×フレアスカート
- コーデュロイワイドパンツ×ジャケット
- 黒ニット×きれいめパンツ
イエローボウタイブラウス×白パンツ
立体的なボウタイモチーフがアクセントのイエローブラウスコーデ。パンツスタイルの華やぎを底上げしてくれるカラーを選んで。
レモンイエロー × ボウタイの華やぎでパンツスタイルを底上げ!
ラベンダーブラウス×黒パンツ
パステルカラーのブラウスをかっこよく着こなすなら、黒パンツ合わせがベスト。大人っぽさを演出しながら、スタイリッシュに着こなせる。
ツイードジャケット×ピンクパンツ
ツイードジャケットはオフィスコーデの強い味方。アクティブな印象の裾が絞られたピンクパンツも、クラシカルなツイードジャケットと合わせるときれいめにシフトできる。
ピンクブラウス×黒パンツ
ロマンティックなムード漂うピンクブラウスは、ふわもこなミニバッグでさらにピンクをレイヤード。甘さたっぷりなアイテムの掛け合わせも、黒パンツならしっかり受け止めてくれる。
バルーン袖ブラウス×黒パンツ
ふくらみのいいバルーン袖のブラウスが、お仕事コーデにキャッチーなアクセントをもたらす。かっこよさは黒パンツに任せて、小物はちょっと甘いくらいのアイテムがちょうどいい。
甘めの一着こそハンサムに! バルーン袖ブラウス×黒パンツコーデ
ナローフレアスカート×ニット×オーバーサイズシャツ
黒アイテムにぶつけたのは、真っ白なサテンスカート。真逆のテイストが映える、大人のワザありスタイルに。オーバーサイズのシャツとコンバットブーツでクールなパンチを効かせて。
襟コンシャスブラウス×黒パンツ
“上半身映え”する甘いテイストの襟コンシャスブラウス。かっちりとしたきれいめの黒パンツなら、大人っぽく受け止めてくれる。
カーキシャツ×テーパードレッグパンツ
ロゴTもサマになる、ハイウエストで程よいゆとりのきれい色テーパードパンツ。他アイテムの色を抑えることで、パンツのライトグリーンがより際立つ。
付け襟ニット×フレアスカート
付け襟がレディな黒ニットに、淡いブルーのフレアスカート。正統派な着こなしには、黒のフラットブーツでこなれ感を加えて。
コーデュロイワイドパンツ×ジャケット
ジャケパンスタイルを程よく“ハズし”てくれるのは、マスタードイエローとコーデュロイのレトロ感。インナーとパンプスの色をリンクした小技もポイント。
黒ニット×きれいめパンツ
きりっとハンサムなお仕事コーデ。タートルネックニットの下に白インナーで抜け感をプラスすれば、ぐっとこなれる。
▼あわせて読みたい
ポイント4:ワンピースは無難にさせない【気遣い】を
エレガントな装いにもシフトできて対応力万能のワンピース。時短でコーデがキマるのも嬉しいですね。だけど簡単なだけに手抜きに見えてしまうのは、避けたいところ。シンプルさもインパクトも今どきの着こなしにアップデートしましょう。
- ベージュジャンスカ×ロングブーツ
- ベージュワンピース×ブルー小物×パイソン柄サンダル
- 白ワンピース×スポーティ小物
- きれいめワンピース×サンダル
- 黒ワンピース×アーモンド靴
- キャミワンピース×カーディガン
- 白ワンピース×ハイゲージニット
- ニットワンピース×ミドルジレ
ベージュジャンスカ×ロングブーツ
きれいめなベージュのジャンスカと白シャツのレイヤード。スパイスを効かせるなら、光沢あるロングブーツを足元に。ベージュのグラデーションが新鮮。
ミニワンピとのバランスが新鮮! ワンピース×ロングブーツのお手本コーデ3
ベージュワンピース×ブルー小物×パイソン柄サンダル
リラクシーなベージュのワンピースには、ブルーの小物で爽やかな差し色を。足元は細ストラップのパイソン柄サンダルを合わせて。白ベースなら品よく程よいスパイスに。
白ワンピース×スポーティ小物
オフホワイトのレースワンピースは甘さMAX。キャップやビーサンなどスポーティな小物を合わせ、大人のミックスコーデを楽しむのが正解。
きれいめワンピース×サンダル
ウエストまわりや袖のタックがスタイルアップに貢献。一枚で表情豊かな着こなしが叶うきれいめワンピは、サンダルでカジュアル要素を足すのが今どき。
黒ワンピース×アーモンド靴
シックなブラウンのとろみワンピ。シンプルなアイテムには、旬の甲深アーモンド靴でモダンにアップデートを。
キャミワンピース×カーディガン
フェミニン派のマストアイテム「白のざっくりカーディガン」。ツヤ感のあるキャミワンピもクリーミーなトーンを選んで、品よく転化させて。
ゆるっと羽織る「ざっくりカーディガン」なら秋冬コーデを更新できる! 着こなし4
白ワンピース×ハイゲージニット
ロマンティックな白ワンピースの上に、きれい色ニットをON! レトロなムードのオレンジが、甘い印象の着こなしをモードにシフトする。
ニットワンピース×ミドルジレ
のっぺり見えがちなワンピースに“ジレ”でアクセントをプラス。リラックス感のあるアイテムをオン仕様に導いて、洒落感もアップ!
▼あわせて読みたい
最後に
地に足のついた着こなしにシフトし始める20代後半のコーデ。幼さを封印した、女らしく品のいい着こなしを紹介しました。どんなアイテムでも、オンオフ自在に着こなせる洒落感が理想。感度を高めて、シーンに合った自分らしい着こなしを意識しましょう。