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2019.03.08

<お金が貯まる選択>コンビニと銀行、お金をおろすならどっち?

今回ピックアップするのは、お金のおろし方について。書籍『お金が貯まるのは、どっち!?』(菅井敏之著:アスコム)から、元銀行支店長が教えるお金を増やす法則についてご紹介!

どちらにせよ、無計画にお金をおろすのはNG! コンビニは、“ついで買い”に注意

この質問には、多くの人が「銀行」と答えるのではないでしょうか。

元銀行支店長の菅井敏之さんによると、お金は銀行でおろすべき。では、なぜ銀行でおろすべきなのでしょうか?

コンビニ
(c)Shutterstock.com

コンビニが銀行のATMを置いている最大の理由は、“ついで買い”をしてもらうためです。

お客様に、ATMでの引き落としや公共料金の支払いの目的でコンビニに来たとき、ついでにお茶やガム、日用品などを買ってもらう。ATMを呼び水にした集客こそが、コンビニの根本的な狙いです。

家計簿をつけてみればよくわかりますが、意外にもコンビニで使うお金が多いことに驚くはずです。お金をおろすついでにいろいろ買い物をしてしまう。

なかには、コンビニだけで、月5万円以上ものお金を使っている人もいるのではないでしょうか。だからこそ、コンビニのATMを利用することは危険なのです。

■そもそもなぜ、銀行はコンビニにATMを置いたのか?

コンビニ
(c)Shutterstock.com

コンビニがATMを置く理由は説明しましたが、一方で、銀行がコンビニにATMを置く理由はご存じでしょうか。

あなたはお金を何時におろしますか?

昼間は働いている人であれば、銀行のATMコーナーが終了した18時以降に利用することが多いのではないでしょうか。また、土曜や日曜日などの朝、出かける前におろしていないでしょうか。

お金をおろしたいと思う平日の夜や週末は、銀行は「業務時間外」です。この意味がおわかりになりますか?

コンビニのATMであろうが、銀行のATMであろうが、銀行は時間外には「手数料」を取ります。

そうです。銀行は、自分たちが休んでいても、ATMで手数料収入を得る仕組みをつくっているわけです。

これが、銀行がコンビニにATMを置き始めたそもそもの理由です。さらに最近では、コンビニでおろすと、時間に関係なく手数料がかかるようになりました。

たかが105円の手数料ですが、月に10回も引き落とせば1050円。年間にすると、1万2600円にもなります。10年間で、12万6000円です。

それでも手数料なんて微々たるものと言えるでしょうか。

また、時間外手数料になると、210円のところも多くあります。さらに2倍の手数料がかかることも考えてみてください。

銀行によっては、クレジットカードがセットになっているようなキャッシュカードもあります。それなら時間外手数料がゼロですから、有効に利用してもいいでしょう。なかには、4回までなら時間外手数料がかからないものもあります。

■では、「銀行でおろす」は本当に正解なのか?

財布のヒモ
(c)Shutterstock.com

ここまで読んできたあなたは、問答無用で、「そりゃ、銀行でおろしたほうが得なのはわかるよ」と感じたかもしれません。

しかし、ここからがもっとも大切なポイントです。

じつは、コンビニでおろそうが、銀行でおろそうが、お金を貯めることに無計画な人は、いずれにしろ「アウト!」なのです。

どういうことでしょうか?

コンビニでおろすことの最大の問題は、ついで買いでも、手数料でもありません。「無計画」なことです。

あなたがコンビニでお金をおろすときのことを思い出してみてください。どんなときにおろしに行きますか?

「そんなのお金が必要なときに決まってるじゃない」と言うかもしれません。じつは、それこそが最大の問題です。

「お金は必要なときにおろす」ではいけないのです。毎月、どのようにお金を使うか、いくらの予算でやりくりするかを決め、あらかじめ必要な金額を4週で割り、「毎週月曜日に1万円おろす」という具合に計画性をもって管理しないといけません

「今週は、いくらで生活する」と決めるのです。計画性を持ってお金を使う、お金をおろす、ことでお金は貯まっていきます。

たとえ、コンビニではなく、銀行であっても、計画性なくお金をおろすのでは意味がありません。

■結論

コンビニであろうと銀行であろうと、無計画にお金をおろすのはダメ! 毎月の予算を決め、それを週ごとに分割して、毎週月曜日に必要な金額を「銀行」でおろすようにする。コンビニでおろすと、“ついで買い”をしてしまうので注意。

現在発売中の書籍『お金が貯まるのは、どっち!?』(菅井敏之著:アスコム)では、このほかにも、お金に好かれる人、嫌われる人の法則についてわかりやすく解説されています。ぜひチェックしてみてくださいね!

トップ画像/(c)Shutterstock.com

情報提供元/書籍『お金が貯まるのは、どっち!?』

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『お金が貯まるのは、どっち!?』(菅井敏之著:アスコム)

元銀行支店長が教えるお金を増やす25の法則

あなたの給料は、どの銀行に振り込まれますか? メガバンク? それとも地元の信用金庫? では、なぜその銀行を選んだのでしょうか?

もしも「なんとなく……」だとすれば、あなたの将来はかなり不安です。選ぶ銀行によって、お金持ちになることもあれば、その逆もあるんです。

大切なことは、つねに「お金が増える選択」をすること。成功者たちは、銀行も、保険も、住宅も、資産を増やすために、かならず明確な意図をもって選んでいます。

その意図さえわかれば、あなただって資産を築くことができる!

では、あらためて先ほどの質問に戻ります。あなたは、メガバンクと信用金庫、どちらを選んでいますか?

じつは、どちらがお金が貯まるかというと……。

教えていただいたのは… 菅井敏之さん
1983年、三井銀行(現・三井住友銀行)に入行。
支店長を歴任後、48才のときに銀行を退職。その後、起業し、アパート経営に力を入れる。現在では、複数のアパートオーナーをしており、安定した不動産収入がある。
銀行員としてのお金を「貸す側」、不動産投資家としてのお金を「借りる側」、どちらの視点も持っていることで、安定した定期収入を築くことに成功。
資産形成のための銀行の活用法や住宅、保険の選択方法には定評があり、講演やセミナーでも一躍人気講師になった。

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