ペットを飼うなら知っておきたい保険の話
私たちにとって、ペットも大事な家族の一員ですよね。私たちのように健康保険がない分、ペットが病院に掛かった場合は全額自己負担。病院によって、治療費もさまざまです。
近年、日本にも登場した「ペット保険」。この保険、どのようなものかご存知ですか? 解説させていただきます!
■何が補償されるの?
商品によって内容は様々ですが、基本的に通院や入院、手術などの際に保険金が支払われます。予防接種やワクチン接種、去勢手術などは補償対象外になることが多いです。
その他に、ペットが他人にケガさせてしまったときや他人の物を壊してしまったときなどにも補償が受けられるものもあります。
■何歳でも加入できるの?
人と同じく、「ペット保険」にも加入できる年齢、更新できる年齢があります。年齢によって終身保障されるものから、保障年齢に限度がある商品もあります。
■どんなペットでも入れる?
犬や猫は基本的に加入対象となりますが、加入時に種類や体型・今まで掛かった病気や先天性の病気を見られることもあり、それによって保険料が変わります。
は虫類や、鳥類は保険会社によって加入対象外のこともあります。
■免責期間がある
人の場合は契約日から保障されますが、ペットの場合は免責期間(補償開始待機期間)というものがあります。商品によってはないものもありますが、あるものですと1ヶ月前後くらいあり、その期間のケガや病気に関しては補償がされません。
また、既存の病気や先天性の病気は給付の対象外になることも。
■選ぶ時のポイントは?
この点も人の入る医療保険と同じで、保障内容が充実したものであると月々の保険料もあがります。
メリット
・高額な手術を受けた時に給付金を受け取れる
デメリット
・免責期間がある
・毎月保険料を支払わなければならない
人の保険もどんどん進化しているように、「ペット保険」も次々と商品が出ています。
ペットの今後が心配な方や多頭飼いする方、一度「ペット保険」を視野に入れてみてはいかがでしょうか?
多数の保険会社や保障内容で迷った場合は総合的な公正な立場から情報をくださる、ファイナンシャルプランナーさんに相談しましょう。
TOP画像/(c)Shutterstock.com
ストウ
保険会社法人営業約3年勤務。事務職への転職を機にライターに転身。現在は、保険をはじめさまざまなジャンルについて、ウェブや雑誌など各種メディアに寄稿している。