坂田夏水さんってどんな人?
今回ご紹介する坂田さんは、古くなった中古住宅をリノベーションし蘇らせる空間デザイナー。一軒家を若者向けのシェアハウスに改築したり、築40年以上のアパートを見違えるような空間にしたりしています。
女性のお客さんが多いという坂田さんが生み出す唯一無二のデザインは、華やかな壁紙やシャンデリアを取り入れたものが目立ち、依頼者からは絶大な信頼を寄せられています。
––空間デザイナーになった理由とは?
坂田さんは、都内の美術大学を卒業後、有名な一級建築士事務所に就職。しかし、わずか2年で退職。それは、設計よりモノがゼロからできていく工程が好きだと気づいたから。
そして、2年後に工務店に転職。工事現場の監督や不動産会社などさまざまな職を経験し、28歳でデザイン会社「夏水組」を自ら設立。
坂田夏水さんの「7つのルール」
さて、そんな坂田さんが「いつもしている7つのこと」=「セブンルール」とは…?
■1.「白でいい」人は断る
自らのデザインを押し付けるのではなく、依頼者の希望を尊重するのが坂田さんのスタイル。しかし、「白でいいや」という考えの人は断るのだそう。一口に白と言っても、大理石の白、木材の白、壁紙の白などさまざまな白があり、どういう空間にしたいかというこだわりをもっている人の依頼を受けたいという考え。
■2.「やるか?やらないか?やる!」
周囲からも優れたビジネス感覚を称賛されている坂田さん。やるかやらないか迷ったら必ず”やる”ほうを選択するのが坂田さんのポリシー。
■3.リフォームしたら引っ越す
坂田さんは、自身が暮らす家もリフォームするのだそう。そして、ある程度リフォームしたら飽きてくるので、次の家に引っ越すのがお決まり。
■4.子どもは職場で遊ばせる
プライベートでは、シングルマザーとして2人の子どもを育てる坂田さん。現場を見て社会性を身につけてほしいという思いから、職場にも子どもを連れていくのが坂田さん流。
■5.デザインに古さを残す
新築のデザインではなく、中古物件の再生にこだわる坂田さん。中古物件には現在生産がストップしている貴重な建材が使われていることもあるので、その保存の意味も込め、デザインにはあえて古さを残すのもこだわり。
■6.仕事相手とはまずランチをする
仕事相手とはまずランチをする。食事をともにしながら話をすることで距離が縮まり、話が前進することも多いから。
■7.衣食と同じように住を楽しむ
「料理の腕を磨く」や「ファッションセンスを身につける」と同じように、「住」にも楽しみを見いだしてほしいという坂田さん。自分の住む家に手をかけ育むことがもっとみんなの日常になることが坂田さんの願い。
次回の「7ルール」の放送は、2月26日(火)よる11時00分~11時30分です。主人公は、人気番組の再現ドラマに300本以上も出演している再現ドラマ女優・芳野友美さん。
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