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2017.12.28

婚活疲れのあなたへ【イラストレーター 水谷さるころさん】結婚してはみたけれど、〝妻〟という立場は予想以上に不自由でした

30歳で結婚して、3年半で離婚した経験を『結婚さえできればいいと思っていたけど』というコミックにまとめたイラストレーター、水谷さるころさん。一度結婚を経験したからこその、婚活疲れ女子におくるリアルな意見とは? 婚活は本当に必要か?を考えるシリーズ第6回です。

私たちはどうしてそんなに結婚したいのだろう…? したら幸せになれる?

「結婚したら楽になれる」は幻想だった!?

30歳のときに一度結婚し3年半で離婚した水谷さんからは、経験者ならではのリアルな意見が。

「かつて私もそうだったので、アラサー女子の気持ちはわかります。適齢期になったら結婚するのがあたりまえだと信じて疑わず、結婚したら社会的に認められて安心すると思っていたんです。でも、結婚してもまったく安心はできません(苦笑)!

家事を頑張ったり夫に尽くすことに喜びを覚えるのは〝新婚あるある〟。水谷さんも「最初は『仕事と家事を両立している私って素敵な奥さん、ふふふ♡』と、自分に酔ってすらいました」と振り返る。

でも少しずつ、結婚前と同じように働いているのに「なぜ片方が家事をするの?」と疑問に感じ、夫や周囲の人だけでなく、自分自身も〝妻はこうあるべき〟という姿に縛られていたことに気づいたとか。

「私が結婚したくて結婚した手前、『家事をするのはあたりまえ』みたいになってしまって、この先、一生、自分は助けてもらえないと不安になりました。一緒に子育てするイメージもできなくて…」

また、今どき〝寿退社〟をする女性は多くはないけれど、結婚して仕事への影響が大きいのは、やっぱり男性より女性。

「私がフリーランスだからかもしれませんが、仕事先から『結婚されたからお仕事はセーブされるのかな、と思って』と言われて仕事が減ったり、イラスト料が減ったりしたこともショックでした」。

結局、水谷さんはそんな状況に不満が募り、離婚。今は別のパートナーと事実婚というスタイルを選んでいる。

もう法律婚はこりごりです。好きな人と一緒に生きてはいきたいけれど、それならもっと自由な事実婚でいい。ちなみに事実婚でも住民票をパートナーと一緒にすれば法律婚とほぼ同じ行政サービスや権利は得られます。子育て中ですが、困っていることは今のところないですよ」
第7回につづく

2017年12月号「「その婚活、今すぐ辞めなさい!」より。
本誌掲載時スタッフ:撮影/江口登司郎 構成/酒井亜希子・佐々木 恵・赤木さと子(スタッフ・オン)
再構成:Oggi.jp編集部

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イラストレーター/水谷さるころさん

1976年生まれ。アラサーで結婚&離婚、その後36歳で事実婚。その様子を綴ったコミックエッセイ『結婚さえできればいいと思っていたけど』(幻冬舎)を発売。毎日の食事はパートナーが担当、自身の担当は掃除と洗濯。

結婚さえできればいいと思っていたけど


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