【軍事】の頭字語が分かれば、世の中の動きが把握できる!
軍事に関わる話は、一部の人の専門分野だと思っていませんか?
隣の国で、地球の裏側で、テレビの向こうで何が起きているのか。「英略語(=頭字語)」を知れば、時勢がわかるはず。
■問題1:DoD(ディーオーディー)
答え:アメリカ国防総省(Department Of Defense)
通称「ペンタゴン」。アメリカを守る行政機関。
古代ギリシャ語を語源とする五角形を表す英語が「ペンタゴン」。建物が五角形なので、そう呼ばれています。
■問題2:IRBM(アイアールビーエム)
答え:中距離弾道ミサイル(Intermediate- Range Ballistic Missile)
飛距離が3,000〜5,500キロメートル程度の弾道ミサイル。
日本列島の端から端まで約3,500キロメートルです。
■問題3:NSS(エヌエスエス)
答え:国家安全保障戦略(National Security Strategy)
国家安全保障会議(NSC)の司令塔機能の下に進められる、国家安全保障の基本方針。
日本初の国家安全保障戦略です。国際平和に積極的に関わっていくことを理念とし、日本を守るためにどうしていくか考えられたものです。
■問題4:SAT(サット)
答え:特殊奇襲部隊(Special Assault Team)
ハイジャックやテロ事件を担当する、日本の警察の特殊部隊。
2000年の西鉄バスジャック事件や、2007年のルネサンス佐世保散弾銃乱射事件などが主な出動事件です。
■問題5:SP(エスピー)
答え:要人警護担当の警官(Security Police)
法律によって定められた要人、例えば、総理大臣や、国賓に当たる人を守ることを専門とする警察官。
体力も英語力も射撃スキルも必要です。民間のSPもいて、警察庁のSPと同様の仕事をしますが、こちらは個人の要望に応じて動きます。
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初出:しごとなでしこ
『TJG頭字語辞典〜教養を高める500ワード〜』(一校舎頭字語研究会:編)
GDP、TPP、LGBT、IoT…テレビや新聞、ビジネスシーンで目にする英略語(=頭文字)を、小難しい言葉を使わずにシンプルに解説。高校生程度の読解力があれば、英語が苦手でも問題ありません。
「あの略語ってどういう意味だっけ?」と聞かれた時にササっと答えることができれば、周りから「できる!」と思われること間違いなし!
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