「2018年・衣替え前線」を発表! 今年は昨年よりも“ゆっくり”
夏から秋への衣替えというと、制服などは10月1日が一般的。しかし、ライオン株式会社が生活者の声と全国の気象データをもとに推定したところ、「最低気温が20℃を切ると衣替えの意識が高まる」ということがわかりました。
これに基づいて、2018年の秋の衣替えを始めるベストタイミングを地域別に区切ったものが、「2018年・衣替え前線」です。
スーパー猛暑や酷暑と言われた今年は、昨年の「衣替え前線」とも比べても全国的に秋の訪れが遅く、衣替え時期もゆっくりであることが分かります。ちなみに、東京の衣替え予報は、9月20日(木)頃!
秋の衣替えによくある「困りごと」ランキングと解決策
衣替えをするとき、心配なのは衣類のダメージ…。そこで、ライオンが「秋の衣替えの困りごと」に関するアンケートを実施。その結果をランキング形式で紹介するとともに衣類のダメージを防ぐ方法をお洗濯マイスター大貫和泉さんが伝授します。
■5位:「虫食い」→ニットをそのまましまったら虫食いの穴が…
何度も着た衣類はもちろん、1度しか着ていない衣類でも、そのまま収納せずに必ず「しまい洗い」してから収納しましょう。食べこぼしや皮脂汚れが残っていると虫食いの原因に。 脇の下やエリ・そでの汚れには「おしゃれ着用洗剤(アクロン)の原液」を、黄ばみや食べこぼしには「液体酸素系漂白剤(ブライトW)」を直接塗ってから洗濯するのがおすすめ。
■4位:「色あせ」→久しぶりに出した大切な衣類の色が褪せている…
色あせは、普段の洗濯や外干ししている時にも起こります。普段の洗濯の時には、色あせ防止効果のあるおしゃれ着用洗剤(アクロン)を使って洗濯し、外で干す時は、裏返したまま「陰干し」を。また収納する時は、直射日光の当たらないところで収納しましょう。
■3位:「ニオイ」→きちんと洗濯してしまったのにインナーから嫌なニオイが…
機能性インナーの素材である極細の化学繊維は、皮脂汚れに含まれる液状の汚れ(オレイン酸)が付きやすく奥まで入り込みやすいので、ニオイが発生しやすいのです。 ニオイ対策には、収納する前に液体酸素系漂白剤(ブライトW)と洗剤(アクロンorトップ スーパーNANOX)を活用して、つけこみ洗いで汚れを落としてからしまいましょう。
■2位:「しわ」→たたんでいた衣類を広げたら、くっきりと折り目になったしわが…
しわになりやすい麻は、おしゃれ着用洗剤(アクロン)でやさしく洗って、型くずれやしわを軽減することが大切。麻のシャツなら洗濯の時に30×33cm程度の洗濯ネットにたたんで入れるとシワが少なく仕上がります。また収納で型くずれやしわを避けたいスーツ、スカート、パンツなどは吊るして保管。
■1位:「黄ばみ」→収納している間にお気に入りの白いTシャツやシャツに黄ばみが…
黄ばみの原因の一つは、「洗濯しても落としきれず残った繊維の奥に蓄積した皮脂汚れ」。そこで衣類をしまう前にエリや脇の下におしゃれ着用洗剤(アクロン)を直接塗布して洗濯するか、液体酸素系漂白剤(ブライトW)とおしゃれ着用洗剤液中に15分つけこんでから洗濯し、しっかり繊維の奥に蓄積した汚れを落とします。
衣類を大切に収納していたはずが、翌年に出してみるとシミや黄ばみが…。お気に入りの洋服だと、なおさらショックですよね。そうならないためにも、衣替えの前にしっかり洗っておくことが大切!
情報提供/アクロン
初出:しごとなでしこ