ワイシャツの汚れ別お洗濯テクニック4選
夏に大活躍のシャツ。仕事でもプライベートでも着る機会がある人は多いのではないでしょうか。
でも、普段使いする服だからこそ、汚れはつきもの。えりそでの黒ずみが気になったり、うっかり胸ポケットをペンで汚してしまったりしていませんか。
そこで今回は、ライオンお洗濯マイスターの山縣義文さんに、簡単かつ繊維を痛めない、シャツの汚れ別お洗濯テクニックについて教えていただきました!
■1:えりそでの黒ずみや夏服の黄ばみには?
汗をかく時期は、皮脂汚れでえりそでに黒ずみができやすくなってしまいます。また、久々に着ようと出したシャツが黄ばんでしまっている! なんてことも。
【これで解決!】
超コンパクト衣料用液体洗剤で「塗布放置洗浄」をするだけでキレイに!
やり方は簡単。気になる汚れに洗剤を塗布して、ひと晩(約12時間)放置。その後、塗布した分の洗剤を差し引いて、他の洗濯物と一緒に洗濯機でいつも通りに洗濯するだけ。
※塗布する洗剤は、塗布洗浄力に優れる超コンパクト洗剤(濃縮洗剤)がおすすめ。
■2:胸ポケットにうっかりボールペンをさしてしまったときは?
ビジネスパーソンがやりがちな、胸ポケットについたボールペンの汚れは、なんと「ご飯粒」を使うことでキレイになります。
【これで解決!】
超コンパクト衣料用液体洗剤とご飯粒の「ご飯粒洗剤」で、キレイに!
梅干大のご飯粒と液体洗剤5〜6滴を混ぜて「ご飯粒洗剤」を作り、ボールペンのインクのついた箇所にすり込むだけで簡単に汚れを落とすことができます。
詳しいやり方はこちら
▶︎【洗濯裏技】「ご飯粒洗剤」がすごい! 社会人がやりがちな“あの汚れ”に効果発揮!
■3:知らない間に溜まったポケットの糸くず汚れには?
ワイシャツのポケットに、知らない間に溜まってしまう糸くず汚れ。手で取り除こうとしても、なかなか除けず、断念したりしていませんか。
【これで解決!】
干す前にチェック! 洗濯直後にブラッシングでキレイに!
ポケットに溜まってしまった糸くず汚れは、お洗濯の前処理ではなく、脱水直後に除くのが効果的。ポケットを裏返して、使い古しの歯ブラシなどでかき出してください。
干す前に糸くずが溜まっていないかチェックする習慣をつけてみて!
■4:ランチでシャツにカレーうどんなどの汁がついた! 応急処置方法は?
夏は、白やブルーなどの爽やかな色合いのシャツできめたいですよね。でも、食べ物のシミなどは目立ってしまいます。
ついうっかりランチのときにカレーうどんなどのつゆをつけてしまった場合、おしぼりで拭き取ったりしていませんか? でもそれ、NG行為かも。
【これで解決!】
おしぼりはNG! カレーのシミがついたときの応急処置でキレイに!
焦っておしぼりで拭き取るのはNG! 飲食店のおしぼりは塩素系漂白剤で処理されていることがあるため、色落ちの可能性があります。
正しい処置方法は、まず、ティッシュを用意し、肉や野菜などの固形物をつまみとったあと、水で濡らしたティッシュでつまみ、汚れを移し取ります。その後、乾いたハンカチやティッシュで押さえて、水分を取り、自然乾燥させます。
自宅に帰った後は、洗剤を直接塗布してから洗濯機に入れましょう!
夏に爽やかにきまるシャツも、汚れが残っていては台無しに。汚れの種類にあった洗濯をして、コーデをばっちりきめましょう♡
情報提供元/トップ スーパーNANOX
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初出:しごとなでしこ