見た目からは想像できない! レインボーなお寿司がヘルシーすぎる!
今や国内だけでなく、世界中で愛されているお寿司。
世界中の多くの国にお寿司屋さんが立ち並び、日常的に食べているという人も少なくありません。もはやお寿司は日本食というジャンルを超え、異なる食文化の中でどんどん進化しています。
今回ご紹介するレインボーなお寿司もその一つ! 日本人である私たちの想像を超える色からは考えられないようなヘルシーなお寿司だったのです! それも寿司店が提供しているだけでなく、自宅でカラフルな寿司をつくる人が増殖中なんです。
■ピンク色の色付けにビーツを使ったピンク寿司
photo/@monkofcups
こちらのピンクのお寿司はヴィーガンなお寿司です。これを作ったのは、米国ユタ州在住アメリカ人のケイティさん。
彼女はお寿司が大好きでさまざまなレインボー寿司を作ってインスタグラムに投稿しています。まさにガストロアート。ピンクの色付けにはビーツを使っているそうです。
しごとなでしこ世代の素敵なケイティさんのインスタグラムをぜひチェックしてみてください。
■ヴィーガン女子がつくった花束のようなカラフル寿司
photo/@shannasplantifulkitchen
こちらのカラフルなお寿司は、米国ニューハンプシャー州に住むヴィーガンのアメリカ人主婦兼1児のママが作ったもの。具材はケールのソテー、アボカド、キムチ、紫キャベツ、エノキのソテー。クリエイティブですね!
ご飯の着色には、植物由来の食用パウダーを使っているとのこと。このパウダーは、ピタヤ(ドラゴンフルーツ)などスーパーフードを原料にしているものが多く、ヴィーガンも食べることができ、あらゆる食べ物をカラフルにできることで欧米で話題になっています。
■韓国キンパも大胆な色合いに! グリーンの色の正体はスピルリナ
photo/@kimbapspot
進化しているのは日本のお寿司だけではありません。「キンパ」と呼ばれる韓国の巻き寿司専門店で、ドイツにあるこちらのお店では、鮮やかなグリーンのキンパを提供しています。
日本人にとってはビックリしてしまうような色をしていますよね。特にご飯! このご飯、何で色をつけていると思いますか? 答えはスピルリナ。スピルリナとは藻の仲間で、ユーグレナと並んで栄養価が高いことで注目されているスーパーフードなのです。
伝統的な職人技があってこそのお寿司。世界に誇れる日本の食文化として、その技と質は守られ続けています。しかし、ラーメンやカレーが日本で独自に進化し、日本人の国民食となったように、お寿司も姿形を変えて世界中で愛されるのもアリだと思います。
シンプルだからこそアレンジもしやすく、親しみやすく受け入れられやすい! 日本人にとってはここまでカラフルである必要はありませんが、伝統的なお寿司のイメージの枠を超えておうちでの巻き寿司パーティーの幅が広がるかもしれません!
text:hazuki
初出:しごとなでしこ