ファッション好きの推し活って?
私は、自他ともに認める、ファッション好き。朝起きてすぐアプリでコーデをチェック、夜はファッション系YouTubeを流しながら寝落ちする── そんな日々を送っています。
会社員をしながら、副業で大好きなファッションに関わる仕事もしているので、基本的に「好き」に満たされていてマイペースに生きていますが、実は羨ましいな… と思うことがひとつだけあるんです。
世の中、みんな推し活をしている。SNSで「○○に会ってきた!」なんて投稿を見るたびに、ちょっと羨ましかったんです。私だって、何かを推してみたい!
そう思って「私の推しって何だろう」と考えたときに気づきました。ファッションへの熱量は誰にも負けない。そして… よく考えたら、もう推しはいたんです。
ファッション好きの「推し」はブランドのスタッフさん
それは、好きなブランドの“スタッフさん”。アプリで真っ先にチェックするのは、彼女たちが更新するコーディネート。数多くの着こなしをアップしていて、魅せ方も上手く、本当に勉強になることばかり。私にとってブランドのスタッフさんは、欠かせないファッション情報源です。

その中でひときわ大好きなのがWhim Gazetteの武藤さん。Instagramのフォロワー数は18万人を超える、言わずと知れた超人気のスタッフさんです。
よく編集部の方や友人から「どんなスタッフさんを参考にしているの?」と聞かれるのですが、そのたびに即答するのが「武藤さん!」(ここはちょっと古参アピールです)
ただ、武藤さんは本部勤務の方なので、普段お店でお会いできることはありません。より“レアキャラ感”が強い存在。実は昨年10月、別店舗での来店イベントにこっそり行ったこともありました。そのときは勇気を振り絞って軽く話しかけただけで終了…。もっとお話ししたかったという心残りがずっとありました。
だからこそ、告知を発見して「今度こそ、ちゃんと会いに行こう」と決意!
推し活前夜
私「推し活」するんだ! って思ったら、ワクワク感が高まってきました。みんな推しに会う前って、どんな準備をしているでしょう?
とりあえず、誰にも聞けないので ChatGPTに聞いてみたり(笑)。手ぶらで行っていい? 何着ていけばいい?

相談の結果、ご担当のブランドはどこかに身につけたい。でも、全身それだと“ガチ勢”感が出すぎてしまう。今回は、トップスのみに取り入れることにしました。「気づいてくれたら嬉しい」くらいの距離感で、いざ推し活に臨むことに。
トップス/Whim Gazette
ついに「推し活」実行
前回の教訓を生かして、今回は混雑を避けるべく朝一で乗り込みました。案の定、まだお客さまはほとんどおらず、出だしから好調。そして何より感動したのが、以前少しお話ししたことを武藤さんが覚えていてくださいました!

早速、店内のおすすめ商品を紹介してもらいました。我ながら嬉しそうです。

せっかくなので、お洋服の悩みだったり、これには何を合わせるの? など、質問をたくさんしてみたのですが、ひとつひとつに本当に丁寧に答えてくださり、たくさんのアイデアを返してくれる。
Instagramライブでは4時間を超えることもあるという武藤さん。改めて、洋服への情熱と愛の深さを実感しました。
推し活の余韻

たくさんの秋物をおすすめいただいたものの、気になるものが多すぎて決められず。後日再考ということで、結局ラスト1点だったピアスを購入。
洋服購入に関しては冷静な判断が出来るのは、日々の特訓のおかげだと思いましたが、武藤さんがおすすめしてくださったアイテムは毎日検索しています(笑)。
推し活の余韻って、日常の中でふと訪れる“ときめきの再来”なのかもしれません。

今回「推し活」をしてみて感じたのは、推すってつまり“行動力”なんだなということ。どんなに小さなことでも「好き」という気持ちを原動力にして一歩動いてみると、生活や人生に彩りが注がれる。そんな推し活って、本当に素敵だなと思いました。武藤さん、ありがとうございました!
