「デニム」や「ジーンズ」、「ジーパン」の違いわかる?
「今度のバーベキューには、新しいジーンズを履いて行こうと思うんだ~」、「新しいデニムが欲しいから、買い物に付き合ってくれない?」
こんなふうに“丈夫な綾織り布で作ったズボン”のことを「ジーンズ」とか「デニム」とか、はたまた「ジーパン」とか言ったりするけれど、それぞれの言葉の違い、知ってる?
本当はなんて言うべきか、正解があると思う?
日本語の「いま」を見つめる国語辞典『大辞泉』が発信しているクイズで、ことばセンス&知識に関して自己点検してみましょう。「間違いやすい表現」をマスターして言葉・表現に自信をもてるビジネスウーマンに。
【問題】
「丈夫な綾織り布で作ったズボン」あなたは、どれを使いますか?
1.ジーパン
2.ジーンズ
3.デニム
それぞれの違いは…?
本来は「ジーンズ(ジーンの複数形)」と「デニム」は布の種類を示す言葉。
「ジーパン」はズボンのことですが、日本ではどれもズボンを指して用いられることがあります。
どれを使っても間違いではないけれど、違いを知っておくとちょっとカッコいい!
【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】では「ジーパン」を選んだ人が多数派で、43%を占めていました(2018年8月12日現在)。
デニム【denim】
《フランスの「ニーム産のサージ」(serge de Nimes)の意から》
(1)縦糸に色糸、横糸に漂白した糸を用いた、綾織りの厚地の綿布。ズボン・スポーツウエア・作業服などに用いる。
(2)(日本で)ジーパンのこと。ジーンズ。
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
【もっとことばの達人になりたいときは!】
▶︎ことばの総泉挙/デジタル大辞泉
初出:しごとなでしこ