約3,000人を調査!「グルメの定番にまつわる地域差」
日本全国津々浦々、同じメニューでも具材や食べ方は地域によってさまざまな違いが見られます。
株式会社リクルートライフスタイルが企画編集する、街のおトク情報満載のクーポンマガジン『HOT PEPPER』は、都道府県別・地域別にどのような傾向があるのか調査を実施。
結果、意外な地域性や傾向が浮き彫りになりました!
Q.カレーの中のお肉といえば?
1位:豚肉(44.7%)
2位:牛肉(32.2%)
3位:鶏肉(12.8%)
地域別に分析すると、北海道・東北は共に約7割の人が豚肉と回答。「東北では、カレーはもちろん、あらゆる料理に豚肉を使います」というコメントも。
牛肉は特に近畿で支持され、64%と全国で最もカレーに牛肉を入れる地域であることが判明。コメントでも「関西ではカレーにゴロゴロした牛肉が入っていることが幸せだから」など、肉=牛という文化がカレーにも定着しているようです!
関東では約半数が豚肉と答える中、牛肉派が約20%、鶏肉派も約15%いるなど、ばらつきが見られる結果に。
Q.一番なじみのあるラーメンの味といえば?
1位:しょうゆ(43.4%)
2位:味噌(20.2%)
3位:とんこつ(19.4%)
4位:塩(9.8%)
全国的にしょうゆが多数派を占めますが、九州では約7割がとんこつ派。
一方、味噌の割合が高かったのは、味噌ラーメンが名物の北海道。約4割が味噌派でしたが、意外にも最も味噌を選ぶ割合が高かったのは岩手県でした。
とんこつ派は関東13%、近畿20%、中国25%と九州に近づくにつれて増加し、味噌派は近畿14%、関東23%、東北33%と北へ行くほど人気が高まることが判明!
Q.冷やし中華にマヨネーズはかけますか?
かける派(24.3%)
かけない派(75.7%)
全国的に「かけない」という回答が多いなか、中部では「かける」派も健闘。
中でも岐阜県が約70%、愛知県も半数以上が「かける」派で、全国的にも高い結果に。これは、名古屋に本社を置くラーメンチェーンがマヨネーズを添えて提供を始めたことがきっかけと言われています。
一方、関東では「かける」派がわずか12%。中でも、群馬県・栃木県は95%以上の人が「かけない」と答え、地域による違いがはっきり分かれる結果に。
【アンケート概要】
・調査時期:2018年6月
・調査対象:全国20~50代男女(株式会社マクロミルの登録モニター)
・調査方法:インターネット調査
・有効回答数:3,095人(男性:1,560人、女性:1,535人)
自分が常日頃食べている食べ方が当たり前と思っていても、人と話している中で地域差や家庭による違いがあることが判明することってありますよね。でも、そんな差も受け入れて、いろいろな食べ方にチャレンジしてみると新しい発見があるかもしれません♡
調査/HOT PEPPER
トップ画像/(c)Shutterstock.com
初出:しごとなでしこ