「年俸」という表現、よく目にするけれど…読み方を知っていますか?
ニュースサイトに「R選手の年俸は、2億円!」と書いてあったら、正しく読めている自信はある?
この「年俸」は、ビジネスシーンの雑談でも稀に使われる表現だけに、社会人なら、正しい読み方をマスターしておきたい!
日本語の「いま」を見つめる国語辞典『大辞泉』が発信しているクイズで、ことばセンス&知識に関して自己点検してみましょう。「間違いやすい表現」をマスターして言葉・表現に自信をもてるビジネスウーマンに♪
【問題】
「野球選手の年俸」あなたは、どちらで読みますか?
1.ねんぼう
2.ねんぽう
正解は?
2.ねんぽう
正解は「ねんぽう」。
稀に「ねんぼう」と言っている人がいますが、日本語としては間違いです。
パソコンやスマホでは「ねんぼう」でも「年俸」と変換できるので、要注意。
【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】では、80%が正解していました(2018年6月24日現在)。
ねん‐ぽう【年俸】
1年を単位として定めた俸給。また、1年分の俸給。年給。
※ ※
「俸」の上に別の漢字がついて熟語になったものは、「現俸(げんぽう)」「減俸(げんぽう)」「年俸(ねんぽう)」など、すべて「ぽう」と読みます。
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
【もっとことばの達人になりたいときは!】
▶︎ことばの総泉挙/デジタル大辞泉
初出:しごとなでしこ