【目次】
・はじめに
・顔・口回りの「ムダ毛処理」で気をつけるべきポイント!
・顔の「ムダ毛」「うぶ毛」のセルフ処理方法をご紹介
・おわりに
はじめに
腕や足の処理以上に手こずるのが、顔周りの毛の処理の仕方ではないでしょうか? 誤った処理法で皮膚を傷つけたくないですし、「お化粧で隠れるから大丈夫かな」なんてついついサボりがちに。ですが、実は気にしている男性は多かったりします。そこで、今回は至近距離でも怖くない! つるつるたまご肌になるためのポイントをご紹介します。
顔・口回りの「ムダ毛処理」で気をつけるべきポイント!
服で隠せる身体とは違って、一年中見えている「顔」。女性のたしなみとして、まゆ毛や鼻毛のムダ毛のお手入れはきちんとしておきたいものです。
女性の美をトータルサポートしているエステティックTBCが、20代の女性103名を対象に行った「ムダ毛・脱毛」に関する調査の中で、「ムダ毛の処理をしたことがある部位」を聞いてみました。すると、1位が「ワキ」(81.5%)、2位「ヒザ下」(79.6%)、3位「ヒジ下」(78.6%)という結果に。そんな脱毛で定番のワキ・脚・腕に続いて多かったのが…「鼻下ヒゲ」だったのです!
なんと66%もの女性が、鼻下のムダ毛を気にして処理を行っていることがわかりました。
かくいうわたし、ライターSも、顔の毛が濃いことが悩みです。週に一度は電動カミソリで、まゆ毛や口回りの毛のケアをしております。日頃の性格と切っても切れない顔のうぶ毛、ムダ毛の悩み。どのようにケアしていけばよいのでしょうか?
そこで今回、TBC広報室・名越華子さんに、顔のムダ毛について根掘り葉掘り伺いました!
●口回りの「ヒゲ」に悩んでいる人、実は多い!?
「顔のうぶ毛、口回りの毛はほとんどの女性に生えているもので、それ自体不自然ではありませんが、気にされている方が多いようです。
気にされている理由として、そもそも女性には『ヒゲ=男性』という意識があり、ヒゲが生えていると思われたくない、まして、処理している所なんて見られたくないという方がほとんどだと思います」(名越さん)
●ヒゲを毛抜きで抜くのはNG行為!?
「肌を痛める可能性があるので、おすすめはできません。
たとえば毛抜きを使って抜く、カミソリを使って剃るといった自己処理をすることで、傷ついた肌が炎症を起こし、メラニンの生成量が増加することも。メラニンの生成量が増えることで、肌の黒ずみの原因になってしまいます。
自己処理で傷ついた肌に赤み・腫れといった炎症の症状が起こることもあります」(名越さん)
●自宅で顔・口回りのムダ毛処理を行うときのケアとして、気をつけるべきポイントはありますか?
「抜く、剃るなどの方法でムダ毛を自己処理する場合、肌は摩擦や刺激に弱いので過剰なお手入れはせず、自己処理した後は保湿を行って下さい。又、日焼けした後など肌が何らかの刺激を受けたり乾燥している場合は自己処理を控えましょう」(名越さん)
●肌をトーンアップしてみせたいときに処理すべき部位はここ!
「顔のムダ毛やうぶ毛をケアすることでメイクのノリがアップしたり、顔の印象が明るくなります」(名越さん)
「肌をキレイに見せたいという方におすすめなのが、『頬・ひたい・鼻下・アゴ』『フェイスライン』『えりあし』の部位の処理。頬やひたいなどは面積が広いので、全体的に肌を明るく見せてくれる効果があります。
顔部位の処理で意外と見落としがちなのが、えりあし。髪をアップにしたり、首まわりが開いている服を着たりしたときに、自分では気づいていなくても、周りからは見られている機会が多い部位です。
えりあしや首うしろの毛を処理をすることで、見た目の印象も変わってみえると思います」(名越さん)
●顔の「脱毛」のメリットって?
「先ほどもお伝えしたように、ムダ毛の自己処理をすることで肌に負担がかかってしまうことも。
抜く、剃る等の自己処理から解放され、肌に負担が少ないというメリットとして“フェイス脱毛”という選択肢もあります。自己処理では難しい狭い範囲のうぶ毛・ムダ毛までケアできますよ!
見えづらくケアがしづらい部位のケアや、毛の悩みをプロと相談しながら進めていけるのも、サロン脱毛のメリットだと思います」(名越さん)
第一印象を左右する「顔」のムダ毛・うぶ毛と上手に付き合って、気になる彼との接近戦に備えていきましょう!
情報提供元/エステティックTBC
顔の「ムダ毛」「うぶ毛」のセルフ処理方法をご紹介
では、実際に自己処理する場合はどうしたらいいのでしょうか? なるべくお肌に負担をかけないようにしなければなりません。イラスト付きで解説いたします!
【1】おでこ・眉
髪の生え際を1cmほど残して額の輪郭を剃り、後は眉に向かって下に剃っていきます。この時、眉の上も1cmほど残しましょう! 眉の下も、上から下に向かって剃ります。
【2】頬・こめかみ
頬は、目の下の頬骨のあたりを内側から外側に向かって、1回剃り。あとは上から下に向けて剃っていきます。こめかみも、髪の生え際を1〜1.5cmくらい残し、上から下に向けて剃っていきます。
【3】鼻・口・あご
鼻筋は上から下へ、小鼻は横に倒しながら、鼻の丸みに沿って上から下へ向けて剃っていきます。同様に、鼻の下も、唇に向かって上から下に剃ります。口角の付近は、外側から内側に向かって剃っていきます。
【4】フェイスライン
フェイスラインも、上から下に向けて剃っていきます。あごやあごの裏側も、上から下に剃りましょう。同じ場所を何度も剃らずに、1回で剃り終えることが、肌にダメージを与えないポイントです。
おわりに
いかがでしたか? 顔は凹凸が激しく、また皮膚も柔らかいので、自己処理するときは十分に気を付けてくださいね。また、終わった後はしっかり保湿することも大切です! お手入れが終わった後にもう一度、鏡を見てみてください。きっと、肌のトーンが剃る前と後でかなり違うと思います。この作業をすることで、あか抜け美人に近づくことが出来るので、ぜひ実践してみてください!
初出:しごとなでしこ
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