変換するときに迷わないよう、漢字を覚えておきましょう
「それって、ミもフタもない話よね!」と先輩が口にしていたのを同僚に報告したくてLINEをしようとしたら、“ミもフタもない”を正しく変換できる自信がありますか?
昨今はスマホやパソコンが自動で漢字変換してくれるけれど、稀に誤った変換が出ることもあるから、正しい変換を知っておくに越したことはない!
日本語の「いま」を見つめる国語辞典『大辞泉』が発信しているクイズで、ことばセンス&知識に関して自己点検してみましょう。「間違いやすい表現」をマスターして言葉・表現に自信をもてるビジネスウーマンに♪
【問題】
「みも蓋もない」あなたは、どちらで書きますか?
1.身
2.実
正解は?
1.身
「実」で表現しているケースも散見するけれど、正しくは「身」を使います。「蓋」が出てくるから、何かの器を想像し、果実などを入れておくイメージが強くてそう考える人がいるのかも?
【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】では、67%が正解していました(2018年6月6日現在)。
文学作品などでは「実も蓋もない」という表記も用いられています。
※ ※
みもふたもない【身も蓋もない】
言葉が露骨すぎて、潤いも含みもない。にべもない。
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
【もっとことばの達人になりたいときは!】
▶︎ことばの総泉挙/デジタル大辞泉
初出:しごとなでしこ