旬の食材「アボカド」
生のままでも濃厚な味わいで、焼いたり、つぶしたりと様々な調理ができるアボカド。果肉に脂肪分を多く含んでいることから、「森のバター」と呼ばれています。
“脂肪”といっても、アボカドに含まれるのは身体の中で酸化されにくく、悪玉コレステロールを減らしてくれるオレイン酸。腸内環境を改善に導くほか、高血圧や動脈硬化を予防してくれる成分です。
また、あらゆる栄養成分が豊富に含まれているのも特長。たんぱく質の含有量は、果物類の中でもトップクラスを誇り、食物繊維はバナナの5 倍量を含むと言われています。他にもミネラル14種、ビタミン11種と、健康にも美容にも必要不可欠な成分が一度にバランス良く摂れる食材なのです。
+半熟卵でクリーミーな味わい「アボカドトースト」レシピ
【材料/(1人分) 578kcal】
・食パン(4枚切り)1枚
・アボカド1/2個
・マヨネーズ大さじ1
・卵1個
・塩適量
・こしょう適量
・レモン汁(酸化止め用)適量
【作り方】
1.食パンの片面にマヨネーズを均一に塗る。
2.皮を剥いたアボカドを縦3mmにスライスする。少しずつずらして円状に形をつくる。1 のパンの上にへらなどを使い乗せてから、真ん中がくぼむように形を整える。酸化して変色しないようアボカドに、レモン汁を塗る。
3.真ん中に卵を割り入れて500Wのトースターで約6~7分焼く。
*トースターによって異なるので、卵白が白く固まってくるまでを目安に焼く。
4.器に盛り、塩・こしょう、お好みでマヨネーズをかける。
教えてくれたのは…料理&フードスタイリスト
袴田尚弥さん
雑誌、広告などを中心にレシピ開発、スタイリング、商品コーディネートを手がける。果物や野菜を丸ごと楽しめるゼリーのレシピブック『果物と野菜のゼリー』(グラフィック社)が発売中。
撮影/岡田佳奈
コンテンツ提供元:協和 fracora(フラコラ)
初出:しごとなでしこ