誰かのプロフィール欄に「趣味は論語の素読です」って書いてあったら「へ~。アカデミックな感じ!」と感心しちゃう女子も多いかも?
ところでこの「素読」ということば、どんな読み方をしていますか?
少し前には「未曾有(みぞう)」を「みぞゆう」、「云々(うんぬん)」を「でんでん」と読んでしまった政治家が話題でしたが、「素読」も読み間違えやすいことばのひとつ。
ひょっとして間違えて読んでいたら、恥ずかしい!
日本語の「いま」を見つめる国語辞典『大辞泉』が発信しているクイズで、ことばセンス&知識に関して自己点検してみましょう。「間違いやすい表現」をマスターして言葉・表現に自信をもてるビジネスウーマンに♪
【問題】
「論語を素読する」あなたは、どちらで読みますか?
1.すどく
2.そどく
正解は?
2.そどく
「素読み」が「すよみ」だから間違えがちだけど、正しくは「そどく」です。
【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】では41%が正解していましたが、58%つまり約6割もの人が、誤った読み方で読んでしまっています(2018年1月20日現在)。
そ‐どく【素読】
書物、特に漢文で、内容の理解は二の次にして、文字だけを声に出して読むこと。すよみ。
※ ※
ただし、送りがなをつけて「素読み」としたときは「すよみ」と読みます。
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
【もっとことばの達人になりたいときは!】
▶︎ことばの総泉挙/デジタル大辞泉
初出:しごとなでしこ