あなたはどこまで経験してる? 男女2,854名に聞いた「おひとり様」に関する調査結果
最近では、ひとりカラオケやひとり映画など「ひとり〇〇」という単語が生まれ、ひとりで楽しむ人が増えています。しかし、ひとりではハードルが高くてやってみたいけど実際にはやったことがない、という人も多いのではないでしょうか?
そこで、DeNAトラベルが10代~70代の男女2,854名を対象に「おひとり様」に関する調査を実施。その結果、最近の「ひとり〇〇」事情が明らかになりました!
■一人で行動することに対しての抵抗は、男女共にほとんど抵抗ナシ!
まず、ひとりで行動することに対して抵抗があるかどうかを男女別に集計した結果、「抵抗は全くない」(男性48.8%、女性39.5%)「気にはするがひとりで行動することは問題ない」(男性34.4%、女性36.2%)となり、男女共に4分の3以上の人がおひとり様で行動することに対して、大きな抵抗がないことがわかりました。
「抵抗が全くない」人は男性のほうが多いですが、「抵抗がある、ひとりでは行動しない」に関しても男性2.3%、女性1.6%と男性のほうが多くなっており、男女差というよりは個人差が関係していることが読み取れました。
■「ひとり〇〇」をして良かった点、困った点は?
また、ひとりで行動して良かった点で最も回答が多かったのは、やはり「自由に行動できる」(90.2%)となりました。「気を使わないで済む」(86.6%)、「自分で決められる」(81.2%)なども8割以上の人が選んでいて、ひとりだからこその自由を満喫できるのがひとり行動の大きな魅力と感じている人が多いことが読み取れる結果に。
一方、「ひとり〇〇」で困った点についても聞いたところ、最も多かったのは「楽しさを誰かと共有できない」(48.7%)となりました。自由を満喫できるものの常に寂しさは一緒のようで「寂しい」(27.4%)も2番目に多い回答となっています。
■女性に最も多かった回答は「ひとり映画鑑賞」
「ひとり〇〇」の中から経験があるもの(複数回答可)を聞いたところ、男性で最も経験したことがある「ひとり〇〇」は「ひとりラーメン」(89.3%)で9割近い人が経験をしていました。しかし、女性にとってひとりでの食事はハードルが上がるようで、最も多かった回答は「ひとり映画鑑賞」(81.3%)となりました。最近「女性が映画をひとりで観ても寂しくならないテクニック」に関してネットで話題になりましたが、世の女性にとって「ひとり映画」はそもそもハードルがかなり低いようです。
ひとり旅は「海外」(男性65.6%、女性61.9%)、「国内日帰り」(男性63.7%、女性60.2%)、「国内宿泊」(男性63.6%、女性58.7%)といずれも半数以上の人が経験していることがわかりました。
■女性の「ひとり〇〇」、男性が最もナシだと思うのは?
異性がしていたらナシだと思う「ひとり〇〇」を聞くと、男性の回答で最も多かったのは「ひとり高級レストラン」(23.1%)となりました。
選ばれた理由としては「お高くとまっているイメージになる(20代男性)」「お店の雰囲気を壊しそう(30代男性)」「逆になぜひとりで来ているのか想像してしまう(40代男性)」といった意見があり、男性の方が勝手にその女性を心配してしまうという声が集まりました。
ちなみに、女性がナシだと思う男性の「ひとり〇〇」で最も多かったのは「ひとり遊園地・テーマパーク」(26.2%)でした。トップ5は順位に差があるものの男女で項目は変わらず、「ひとりボウリング」(男性22.4%、女性12.7%)、「ひとりバイキング・食べ放題」(男性21.3%、女性11.3%)、「ひとりプール・海水浴」(男性17.8%、女性14.5%)などがランクイン。
全体的に女性より男性のほうがナシと思う割合が高く、女性ひとりでの行動はあまり良い印象を持たない人が多いようです。
これからも「ひとり〇〇」は増えていくのでしょうか? あなたはどこまでならひとりでも楽しむことができますか?
▶︎DeNAトラベル
初出:しごとなでしこ