早期のバッテリー死は二つの悪習慣が原因だった!
ノートパソコンやMacBookやMacBookAirなどを日々お仕事で使っているみなさん、どんなタイミングで充電してますか?
WebライターSは、電池切れしないよう、できるだけ100%に近づけておきたいので、編集部や家にいる間は常に充電していつでもフル充電=ハッピー状態♥というスタンスでした。
ですので、充電しながらMacBookで作業、なんてこともしょっちゅう。
だがしかし! これが大きな間違いだったとは…!!
軽くて薄くて持ち歩きに最適なMacBookを購入して1年3か月が経過。ある日、コードに繋がっていないときにMacBookが全く立ち上がらなくなってしまいました。
充電しているときは立ち上がって充電100%、と表示されるのになぜ…?
これはバッテリーがお亡くなりになったんだろうなぁ~と思いながら、Apple Storeのジーニアスバーに申し込み。
案の上、バッテリー死でした。
「バッテリーの寿命ってこんなものですかねー?」と伺ってみると、「うーん…1年半から2年というのが公式なんですが、実はもうちょっともつ、というのが私共の実感なんですけどね」とおっしゃるではないですか。
「ええっ、じゃあ私の使い方に何か問題が…?」(嫌な予感)
「充電ってどんなタイミングでされてます?」
「え? 家や仕事場で電源さえあれば常にフル充電ですっ!」(胸を張って答える私)
(やはり、という表情で)「それ、ダメなんですよ…。
リチウムイオンバッテリーというのは、基本的な構造として、電源に繋がらず自立している状態でパフォーマンスを発揮するんです。ですから10%を切るくらいまでは自立が一番状態がいいんです。理想は10%までがまんして充電して欲しいんですけど、まあ、そうもいかないと思うのでせめて50%くらいになってから充電。
そして100%になったらコードを抜くこと。
まして充電しながら作業をするのは、バッテリーが熱くなってしまい、不調の原因になりますのでやめてくださいね」
ぎょぎょぎょーっ!
みなさん、知ってました?
にわかWebライターの私だけが知らないのかと思い、編集部に戻って周りに聞いたところ、みんなびっくり仰天、フル充電大好きな人だらけ状態!
そうだよね、みんなそうだよね。
常に100%がいけないなんて知らなかったよね!
そーいえば、前に使ってたMacBookPro、ある日バッテリーがパンパンに膨張して熱くなり、交換したことがあったっけ。あのときもよく充電しながら作業してたんだよなー。
あんときのジーニアスさんが教えてくれてれば…とちょっと逆恨みしたりして。
その後、ネットでいろいろ調べてみましたが、そんなことをはっきりと教えてくれる記事はなかなか見つけられない。ホントなのかなぁ…? と思い始めたので、バッテリー交換が終わって引き取りに行った際にもう一度ほかのジーニアスさんに質問。
「かくかくしかじか…と先日教えて頂いたのですが、それってAppleとしての公式見解ですかね?」
「そうですね…。Appleとしての、というよりもリチウムイオンバッテリーの常識です」
がががーーーーん!
常識だったのね!
つうことはですよ、スマホもそうってことですよね!?
「じゃぁじゃぁ、iPhoneも同じってことですか!? 常にフル100%でコード繋ぎながらいじったりするとバッテリーが早期にお亡くなりになると!?」
「そういうことになります」
<教訓>
・充電をするタイミングは50~10%になったとき。100%になったら終了する。
・100%になっているのになお充電しながらの作業はしない。
・MacBookだけではなくiPhoneも同様。
でないと、バッテリーが寿命をまっとうできず、「惜しい人を亡くしました…」となってしまいますよ。
初出:しごとなでしこ