はかどるだけでなく、料理も楽しくなる「便利技」&「時短技」10
■1:レンコンの下処理は電子レンジを使う
レンコンはレンジで簡単に下処理。まずは、皮をピーラーで剥き、料理に使う適当な大きさにカット。その後、酢水(※注1)につけ、電子レンジで3分加熱するだけ。
※1 ちらし寿司などのトッピングの場合は酢水がオススメですが、煮物など味をしみ込ませる料理は水にに付けるとほくっとした食感になります。
■2:炭酸水を使って牛肉をやわらかくする
牛肉を柔らかくする方法として、すりおろした玉ねぎや酒に漬け込む方法がありますが、一番手軽なのは「炭酸水に10分漬け込む」という方法。
こうすることで、炭酸水素ナトリウムが肉のもつタンパク質を分解し、肉全体を柔らかくしてくれるという効果が。臭みもとれて一石二鳥!
▶︎あさりの砂抜きはお湯で、炭酸水で肉を柔らかく…「料理のスーパー時短技」5
■3:あさりの砂抜きにお湯を使う
面倒なあさりの塩抜き、実はお湯を使うことでかなりの時短に。
まずは、あさりを流水でもみ洗いし、その後沸騰したお湯+水道水を1:1の割合でまぜた45〜50度のお湯に浸け、15分放置。冷めてきたなと思ったら、再度もみ洗いをします(これを1〜2回繰り返す)。時短になるだけでなく、旨味もましてこれまた一石二鳥!
▶︎あさりの砂抜きはお湯で、炭酸水で肉を柔らかく…「料理のスーパー時短技」5
■4:玉ねぎは皮を剥いた状態で冷凍保存する
玉ねぎは皮を剥いた状態で冷凍保存しておけば、カットするときに涙を流さずにすみます。時間があるときに、みじん切りや千切りなどをあらかじめして個別保存しておけば、さらに時短に。
▶︎あさりの砂抜きはお湯で、炭酸水で肉を柔らかく…「料理のスーパー時短技」5
■5:ささみの筋とりはフォークで
面倒なささみの筋とりは、フォークを使えば超簡単!
▶︎あさりの砂抜きはお湯で、炭酸水で肉を柔らかく…「料理のスーパー時短技」5
■6:ゆで卵は茹でる前のひと手間で、楽チン殻剥き
意外と時間のかかるゆで卵の皮剥き。茹でる前にあらかじめ卵の尻部分に小さな穴を開けておけば、湯がいた後に一瞬で殻が剥けます。
■7:ご飯を冷凍保存する際はアルミホイルを引いて、美味しさをキープ
ご飯を冷凍保存する際、アルミホイルを保存場所の下に敷いておくと冷凍する時間が短縮され、美味しさをキープできます。ご飯の包み方は厚さ2センチ程度を目安に。
■8:じゃがいもは茹でる前のひと手間で、楽チン皮剥き
よく洗ったじゃがいもの中央部分を一周するようにして包丁で切れ目を入れ、10〜15分ほど湯がきます。その後、冷水で10〜15秒冷やし、切れ目部分を手で引っ張れば、写真のようにするっと皮剥きができます。
■9:揚げ物はバッター液で揚げる
卵1個+薄力粉(大さじ7)+水(大さじ4)でつくる「バッター液」。これを使うことで、揚げ物の調理が劇的にスピードアップ。写真のように、パン粉はビニール袋を使うと洗い物の時間も短縮!
▶︎バッター液で揚げ物、安いお米&古米は蜂蜜を加えて炊く…「料理のスーパー便利技」5
■10:古米や安いお米は蜂蜜を加えて炊く
古くなったお米や安いお米は、蜂蜜を加えることでふっくら炊くことができます。
お米を研いだ後、米2合に対して小さじ1程度の蜂蜜を入れて全体になじませ30分〜1時間ほどなじませ、その後は普段通りに炊けばOK。蜂蜜は癖のないものを選んでください。
▶︎バッター液で揚げ物、安いお米&古米は蜂蜜を加えて炊く…「料理のスーパー便利技」5
初出:しごとなでしこ
川崎美佳 管理栄養士
1985年生まれ。アパレル会社退社後、栄養の知識、料理の技術習得の為、調理師、管理栄養士の資格を取得。もともと感心のあった女性が内面から美しくなれる美容料理や手軽にできる家庭料理を日々研究中。