働くみなさん! 日本語の「正しい表現」に、どのくらい自信がありますか?
書類を作成するときや取引先にメールを送るときに「あの表現はどんな表記だっけ……!?」と不安になることもありますよね。
また、尊敬していた上司が、誤った表現を使っていたら「もしかして、意外と仕事デキない!?」などと、思わず幻滅してしまうことだってあります。
日本語の「いま」を見つめる国語辞典『大辞泉』が発信しているクイズで、ことばセンス&知識に関して自己点検してみましょう。「間違いやすい表現」をマスターして言葉・表現に自信をもてるビジネスウーマンに♪
【問題】
「“著しい”発展を見せる」あなたは、どちらで書きますか?
1.いちじるしい
2.いちぢるしい
正解は?
1.いちじるしい
「じ」も「ぢ」も同じ音だけれど、正解は「いちじるしい」です。
【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】では86%の人が正解していますが、13%つまり約1割が間違った表現を「正しい」と思ってしまっています(2017年9月26日現在)。
「いち(=勢いがはげしい)」+「しるし(=はっきりしている)」からできた言葉とされています。
※ ※
いち‐じるし・い【著しい】
《ク活用の「いちじるし」の変化したもの》はっきりわかるほど目立つさま。明白である。顕著である。めざましい。
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より〉
【もっとことばの達人になりたいときは!】
▶ことばの総泉挙/デジタル大辞泉
初出:しごとなでしこ