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WORK

2017.10.18

【海外で働きたい!】外国語取得よりも大切な3つのこと

海外就職経験のあるなでしこリポーターズの長縄由実さんが考える、海外で働く前に明確にしておかなくてはいけない3つのこととは?

海外就職、一番大事なのは語学力? それとも…

こんにちは。
なでしこリポーターズの長縄由実です。

私は普段、外国人向けの物件を取り扱う不動産会社に勤務しております。毎日英語と韓国語を使って外国人のスタッフやお客様とコミュニケーションをとっています

昔から海外に興味があり、高校は英語科を選択しオーストラリアへ短期留学、大学時代は韓国に短期留学しました。大学卒業後は、ブライダル関係の会社に就職し、その後海外勤務を1年経験しました。

友人からも「どうしたら海外で働ける?」と聞かれることが多いので、私の経験をお話させていただきます。

まずは、海外で働くためには英語力が相当なければ難しいのでは? と、諦めてしまう人が多いですよね? 実は意外と英語力は不要で、今の仕事の経験を活かせる求人も多いんです。ちなみに私はTOEICを受けたことがありません。

それよりも大切だと思うことがありますので、ここで語学の習得より明確にすべきこと3つをお話ししたいと思います。

海外就職する前に明確にしなくてはいけない3つのこと

■1:どんな職種で働きたいのかを明確にする

国内の転職でもそうだと思いますが、自分の経験が活かせる職業を選んだほうが採用されやすいと思います。私は海外就職をする前はブライダル衣装の開発事業をしていました。仕事に面白さを感じていて、海外挙式の衣装にも携わりたいと思っていたため、ブライダル業に絞って会社を選びました。

■2:どこの国で働きたいのか明確にする

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いろいろな国がありますが、初めての海外勤務なのであれば、まずは英語が通じて日本人もたくさんいて生活しやすい国がいいと思います。私の場合、現地に訪れたことのある国に行きたいと思っていたので、米国のリゾート地を選びました。

■3:現地採用なのか駐在員系なのかを明確にする

私は給与や待遇面を考えて駐在員がいいと思いました。また、長く海外に滞在するつもりがなかったため、いつか日本に戻ってこられるように駐在員系を選びました。

この3点がはっきりしてからは、自然と自分がすべきことがぐっと明確になり、漠然としていた夢の輪郭がくっきりとしてきました。

その後、インターネットで「ブライダル」「海外勤務」「求人」と入力し、ヒットした4社を当たって、一番早く内定をもらった会社に入社を決めました。

同じ業界の知人や現地に友人がいれば人に話を聞いてみたり、今は海外求人に強い転職エージェントがたくさんありますので、それを活用するのもいいかもしれませんね。

最も大切なのは明確な志望動機!

どうして海外で働きたいのか。これが明確にならないと企業の面接もビザの面接も合格できません。自分が働きたい理由と熱意! そしてその会社でそれをどう活かせるのかをうまく伝えられれば、きっと面接官も合格を出してくれるはず。語学が話せるよりも、自分のやりたいことが明確なほうが就職活動にはずっと有利なんだと思います。

海外勤務が決まってからは充実の南国暮らし!?

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海外勤務が決まったら、南国暮らしが待っている! と言いたいところですが、はじめは言語や文化の違いに苦悩する毎日でした。郷に入っては郷に従えと言うけれど、まさにその言葉通り。日本人である自分の意見になかなか賛成をもらえなかったり、言いたいことが自分の英語力では全部を理解してもらえなかったり。思っていた以上に、海外では自分が外国人なんだということを痛感しました。

しかし、日本人の私だから必要とされることも多くあるんです。日本人のお客様の相談は日本人スタッフを希望されますし、日本人に好まれるブーケや装花などのアイテムのデザインを取引先から直接依頼されることも。

そして、これまでの読者モデルの経験を活かしてブライダルモデルにもチャレンジさせていただきました。

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いろんな苦悩を乗り越えて1年間の海外勤務が終了したわけですが、振り返ってみればよかったと思うことばかりです。日本では簡単にできることも海外ではうまくいかなかったりするわけですが、壁が大きいからこそ、乗り越えるためにはどうしたらいいかをすごく考えました。結果として大きな達成感を得られたと思います。

このように、英語の資格を全く持っていない私でも、海外就職という夢を叶えることができました。帰国して5年が経ちましたが、海外での経験は今の仕事にも活かされていて、言葉の壁文化の壁を乗り越えた経験は、今でも自分の力になってくれています。

国際化が進む今では海外進出をしている企業も多く、技術職にかかわらず営業職でも海外勤務の求人を多く見かけます。まずは情報収集をして自分がしたいことと合わせていけば、その道は開けると思います。

英語に自信が持てなくてもその一歩を踏み出してみてください。目の前にある壁は、自分次第で扉に変えられるはずです。

初出:しごとなでしこ

長縄由実

外国人向けの物件を扱う不動産会社で勤務する傍ら、なでしこリポーターズとしても活躍。趣味はカメラ。休日はインスタジェニックな場所を求めて話題のスポットへ繰り出すことも。特技は外国語(英語・韓国語)。

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