眠くなたっら仕事中でも寝るべき!
【目からウロコ】睡眠のプロが教える快眠法が超簡単
睡眠時間を確保することは大事だとわかっていても、仕事や育児が忙しくて寝不足が続いている方も多いのでは?
そんな方に朗報!! 少ない睡眠時間でも、快適な眠りで疲労回復にもつながる驚きの快眠法があるんです。
ドコモ・ヘルスケアが2016年から現在まで、ウェアラブル活動量計「ムーヴバンド3」の利用者に向けて睡眠に関するさまざまな調査を行った際に、睡眠医療の専門家である遠藤拓郎先生から聞いたという快眠法をこっそり教えてもらいました。
【超簡単! 睡眠のプロが教える快眠法_1】
日中どうしても眠くなったら、思いきって15分の仮眠を
仕事中に「もう無理!」ってくらいの睡魔が襲ってくる時がありますよね? 日中に眠くなってしまったら、思いきって仮眠をとることがオススメです。
仮眠をとることで、疲労感が回復し眠気も解消されることはもちろんですが、効果的な仮眠は15分が目安。なぜかというと、人間は15分以上安定して眠ってしまうと、その後に深い睡眠に入ってしまい、なかなか起きられなくなってしまうためです。さらに、起床後も脳の機能が復活するまでに、ある程度の時間がかかってしまいます。また、仮眠は1日に何回とっても良いという点で優れています。眠くてどうしようもない時は、オフィスでも周りを気にせずに15分だけ思いきって眠ってしまいましょう!
【超簡単! 睡眠のプロが教える快眠法_2】
睡眠の質を上げるには、決まった時刻に寝て決まった時刻に起きる
それぞれのライフスタイルによって睡眠をとる時間帯はバラバラですが、なるべく同じ時刻に寝て、同じ時刻に起きるようにしましょう。
そうすることで、ホルモンや体温の調整のリズムが、決まった時刻に合うように調整されて睡眠の質が上がります。また、深い睡眠と浅い睡眠のバランスがよく、最も熟睡できるという時刻が「午前0時〜午前6時」の間! 仮に睡眠時間が4時間しか取れない場合でも、睡眠時刻をなるべくこの時間帯に近づけるようにしましょう。例えば、午前4時に寝て、午前8時に起きるよりも、午前2時に寝て、午前6時に起きる方が、質の良い睡眠が期待できます。
【超簡単! 睡眠のプロが教える快眠法_3】
暑くて寝苦しい夜は、室内温度を27〜29°Cに設定
今の時期の残暑などで暑くて寝苦しい夜でも快適な睡眠をするには、布団内の温度を33°Cくらいに保つのがベストです。
そのためには、室内の温度をだいたい27〜29°Cくらいに設定するのが良いといわれています。ちなみに、この室温を保つためにエアコンをつけたまま寝ても構わないとのこと。夏場の快眠には、部屋をドライに保つことが大切で、そのためにもエアコンを使用して温度と湿度の管理に気を配り、快適に眠るための環境を整えるようにして下さい。
いかがでしたか? この3つなら誰でも気軽に取り入れることができますよね♪ 今まで寝不足で悩んでいた人も、遠藤先生の教えに従ってもう一度自分の睡眠スタイルを見直してみましょう。
【遠藤 拓郎 先生プロフィール】
東京慈恵会医科大学卒業 医学博士
睡眠学会認定医師
日本精神神経学会 精神科専門医
女子栄養大学客員教授
慶應義塾大学医学部 睡眠医学研究寄附講座 特任教授
スリープクリニック調布、スリープクリニック銀座、スリープクリニック青山を開院し、現在はそれらを統合して東京睡眠医学センター長。祖父の代から三代で、九十年以上睡眠研究を続ける睡眠医療の専門家
初出:しごとなでしこ