インスタで位置情報が伝わるのはどんなときか
インスタグラムで位置情報が伝わる経路は、大きく3つあるといえます。どれも設定や操作の仕方によっては、自分が思っている以上に広い範囲へ場所が伝わってしまうことも。まずは、どんな場面で位置が伝わるのかを一つずつ確認していきましょう。
投稿に付けた位置情報
写真やリール動画を投稿するときに、店名や地名を選んで追加できる機能です。自分で選んで付けるものなので、意図しない限りは位置情報は付随されません。
「場所を追加」をタップすると、同じ位置情報が付いた他のユーザーの投稿や地図上の場所が表示されます。公開アカウントなら誰でも、非公開アカウントならフォロワーが、位置情報を閲覧可能です。
ストーリーズの位置情報スタンプ
ストーリーズには、場所を示すスタンプを貼ることができます。デザインがおしゃれなものもあるため、装飾のつもりで貼ってしまうこともあるかもしれません。
位置情報スタンプを載せたストーリーズやリール、投稿は、次に紹介する「地図」にも表示される仕様です。場所をタグ付けしたコンテンツは24時間、地図上でフォロワーに表示されます。ただし、これはタグ付けした場所を示すもので、リアルタイムの現在地が共有されるわけではありません。
「地図」機能での位置情報共有
2025年に加わったのが「地図」機能です。場所が追加された投稿が地図上に表示されたり、自分の位置情報をフォロワーに共有したりできます。これまで紹介した二つと異なり、投稿しなくてもリアルタイムで位置が共有される仕組みです。
初期設定では位置情報の共有はオフになっています。ただし、初回表示時では「シェア」や「次へ」ボタンを押すだけで位置情報が共有される設計のため、うっかり押してしまわないよう注意が必要です。
写真そのものから場所が特定されることはある?
スマホで撮った写真には撮影場所や日時などの記録が埋め込まれていることがありますが、インスタでは、投稿時にこの記録(Exif情報)は自動的に削除されます。そのため、投稿した画像から撮影場所を読み取られる心配は基本的にないといえるでしょう。
注意したいのは、写真に写り込んでいるものです。自宅の窓から見える建物、最寄り駅の看板、制服やロゴ、背景に写った郵便物の宛名などから、閲覧者が場所を推測することは可能といえます。投稿する前に画面を拡大して、端に何が写っているかをひと通り確認しておきましょう。
位置情報の共有をオフにする手順
位置情報の共有をオフにする方法は、インスタのアプリ内で設定する方法と、スマホ本体の設定する方法の二つがあります。オフにできる範囲が異なるため、「地図での共有だけ止めたい」のか「インスタに位置情報を一切渡したくない」のか、目的に合わせて選ぶとよいでしょう。
インスタの設定からオフにする
地図での位置共有は、DM画面から設定します。
1. アプリを開き、DM画面に進む
2. 画面上部の「地図」アイコンをタップ

3. 初めて開いた場合は「次へ」、すでに共有中の場合は右上の設定ボタンをタップ
「位置情報をシェア中」と表示されている場合、他の人に位置情報が共有されている状態です。

4.「非表示モード」を選び、オフにする期間を選択する
「再度オンにするまで」を選択すると、ユーザーがシェア情報を共有する設定にしない限り、位置情報が共有されることはありません。

全員ではなく特定の相手にだけ見せたくない場合は、設定のメニューから「次のアカウントに表示しない」を選ぶと、その相手にだけ位置情報を共有しないように設定できます。
端末の設定からオフにする(iPhone・Android)
より確実に止めたい場合は、端末側でインスタに位置情報を渡さないようにします。
・iPhone:「設定」アプリで「アプリ」→「Instagram」→「位置情報」と進み「しない」を選ぶ


・Android:「設定」アプリで「アプリ」→「Instagram」→「権限」→「位置情報」と進み「許可しない」を選ぶ(機種やバージョンによって手順が異なる場合があります)


これでインスタは端末の現在地を取得できなくなります。ただし、投稿時に店名や地名を検索して手動で付けることはできるため、投稿の位置情報には引き続き注意が必要です。
すでに投稿した位置情報を消す手順
過去の投稿に付けた位置情報は、後から消せます。
消したい投稿を開いて右上のメニューをタップし、「編集」を選びます。

位置情報の欄をタップし、表示されている場所を削除します。その状態で右上のチェックマークをタップして保存すれば完了です。

なお、ストーリーズは公開後に編集できません。位置情報スタンプを消したいときは、そのストーリーズそのものを削除する必要があります。
位置情報を使うときに知っておきたいこと
位置情報は使い方によっては、自宅や通勤ルートを予測されてしまう可能性も。そもそも生活圏内の位置情報を共有することは安全上慎重になる必要がありますが、住所を特定されないためには、投稿前に以下のような工夫をしてみることをおすすめします。
- 自宅や職場の近くでは、少し離れた地名を選ぶ
- 自宅や通勤ルートから頻繁な投稿は避ける
- リアルタイムで投稿せず、時間を空けて投稿する
- 写真に写り込んでいる看板や景色を投稿前に確認する
地図で位置を共有する場合は、特定の場所や特定の相手には共有しない設定も選ぶことができます。自宅や職場では共有しないように設定しておくと安心でしょう。
位置情報が共有されていないか都度確認を
インスタで位置が伝わる経路は、投稿の位置情報、ストーリーズの位置情報スタンプ、地図での共有の3つです。地図での共有は初期設定ではオフですが、うっかりオンにしやすいため、一度「非表示モード」になっているか確かめておきましょう。
まとめて止めたいなら端末の設定でインスタに位置情報を渡さないようにするのが確実です。ただし、手動で付ける位置情報は防げないため、投稿のたびに確認が必要です。写真の位置情報(Exif情報)は投稿時に削除されますが、写り込んだ景色からは場所を推測できてしまいます。投稿する前に、設定と写真の両方をひと呼吸おいて確かめてみてください。



