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LIFESTYLE

2025.11.01

生クリームの賞味期限は何日?開封後や賞味期限が切れた場合の考え方

生クリームはお菓子作りにも料理にも活用される食材ですが、1回に使う量が少なく余ってしまうことも多いでしょう。そこで気になるのが「賞味期限」です。本記事では、生クリームの賞味期限や、開封後・賞味期限が切れたときの考え方を解説します。

生クリームには種類がある

ホイップされているクリームの写真
(c)Adobe Stock

通常「生クリーム」と呼ばれるものには、実は種類があります。本来の生クリームである「クリーム」と、厳密には生クリームではない「ホイップ」という、大きく分けて2種類です。賞味期限も種類によって変わるため、違いを見ていきましょう。

なおこの記事では、本来「生クリーム」ではないホイップも、一般的に認識されている生クリームとして解説します。

生乳のみを原料とする「クリーム」

厳密に言うと、本来生クリームと呼べるのは「クリーム」に分類されるもののみです。クリームは「乳及び乳製品の成分規格等に関する命令」という法律において、「生乳や牛乳・特別牛乳・生水牛乳から乳脂肪分以外の成分を除いたもの」で、乳脂肪分が18%以上のものとされています。

商品パッケージ裏の「種類別」の項目が「クリーム(乳成分を含む)」となっていれば、クリームに分類される生クリームです。添加物が入っていないため、賞味期限は短めという特徴があります。

植物性油脂が含まれる「ホイップ」

動物性脂肪に植物性脂肪を加えるか、または植物性脂肪のみで作られたものが「ホイップ(ホイップクリーム)」です。厳密には生クリームではありませんが、一般的には「生クリーム」と一緒くたに呼ばれていることが多いでしょう。

ホイップは商品パッケージ裏の「名称」に「乳等を主要原料とする食品」と書かれています。乳等を主要原料とする食品は、乳脂肪に添加物を加えたものや乳脂肪の一部を植物性脂肪で代替したもの、植物性脂肪のみのものの3種類です。

乳のみで作られたクリームに比べると、賞味期限は長いという特徴があります。

生クリームの賞味期限

時計の上にビックリマークが書かれたイラスト
(c)Adobe Stock

皆さんにとって、生クリームはあまり日持ちしない食材として認識されているのではないでしょうか。ただ、クリームかホイップかによって賞味期限は変わります。それぞれの賞味期限を比較してみました。

クリームの場合

乳だけを原料とした生クリームの賞味期限は、未開封で約1週間です。紙パックの牛乳とおおむね同程度と考えて問題ありません。

クリームに分類される生クリームには保存料が含まれておらず、乳脂肪分が多い(栄養価が高い)ために雑菌の繁殖が早くなります。さらに高脂肪で酸化も早いので、風味も悪くなりやすいことに注意が必要です。

クリームに分類される生クリームは、賞味期限が切れたら未開封で数日程度の超過であっても使わないほうがよいでしょう。

ホイップの場合

ホイップに分類される生クリームの場合、商品によって賞味期限が変わります。乳に乳化剤や安定剤などの添加物が加えられたものは、未開封でも約3カ月持つなど、賞味期限がかなり長めです。

一方、植物性脂肪と添加物で作られたものは約1カ月が賞味期限の目安となります。それぞれ風味が違いますが、できるだけ日持ちのするものを買っておきたいなら、乳に乳化剤や安定剤などの添加物が加えられたホイップを選ぶとよいでしょう。

生クリームの賞味期限についての疑問

はてなマークを出して考えるエプロン姿の女性のイラスト
(c)Adobe Stock

生クリームの賞味期限は、未開封の状態ならパッケージに書かれているのですぐにわかるでしょう。ただ、開封後については「できるだけ早く使い切ってください」など、具体的な日数の記載がない商品も見られます。

また、おいしく食べられる「賞味期限」は書かれていても、安全に食べられる「消費期限」の記載はないという場合もあるでしょう。ここからは、生クリームの賞味期限に関して抱きがちな疑問をピックアップしていきます。

開封した生クリームは何日持つ?

開封した生クリームは、種類を問わず未開封の状態に比べて雑菌が繁殖しやすくなっています。開封後も使える日数の目安は、クリームに分類されるものは2日以内、植物性脂肪と添加物で作られたホイップは5日以内です。

最も持ちが良い「乳に乳化剤や安定剤などの添加物が加えたホイップ」でも、極力早めに使い切る必要があります。

賞味期限が切れても数日ならOK?

クリームに分類される生クリームは、賞味期限が切れたらよほどの事情がない限り使わないほうがよいでしょう。一方、「乳等を主要原料とする食品」と表示されているホイップならば、賞味期限が切れても状態によっては使えることもあります。

賞味期限が過ぎても直ちに食べられなくなるわけではないため、風味は落ちていてもよい、加熱して使うといった場合は「使えない状態」に当てはまらないかチェックして、慎重に使いましょう。

使えなくなった生クリームの状態は、以下の通りです。

・色が変わっている
・脂肪分と水分が分離して固まっている
・酸っぱいような臭いがする

このような状態の生クリームは腐敗が進んでいる可能性があるので、食べないように注意してください。

生クリームの保存方法

生クリームの賞味期限とあわせて知っておきたいのが、保存方法です。どのように保存すればよいのか、日持ちを良くする冷凍保存の方法も交えて解説します。

液体のままなら冷蔵

生クリーム(特にクリーム)は賞味期限が長くないので、冷凍したいと思う人もいるでしょう。しかし、液状生クリームの冷凍保存は推奨できません。

生クリームを液体のまま凍らせてしまうと、解凍したときに分離して元の状態に戻らなくなってしまいます。これはクリームに含まれる水分が凍ると、氷の結晶で体積が増えて脂肪球を覆う膜が壊れるためです。

分離した生クリームはホイップできなくなる上、滑らかな舌触りも失われます。液体のまま保存する場合は、冷蔵庫で保存しましょう。

冷蔵庫を開ける女性の写真
(c)Adobe Stock

ホイップした状態なら冷凍も可

生クリームは液体のままでは冷凍できませんが、既にホイップしてある状態なら冷凍保存が可能です。しっかりとホイップした生クリームは、凍らせても解凍したときに食感があまり変わりません。ホイップした状態の生クリームは冷凍保存で3週間ほど持ちます。

分離させないために8〜10分立てにしっかりと泡立て、甘みを付ける場合は冷凍前に砂糖も入れましょう。硬めに泡立てた生クリームを絞り袋に入れ、ラップを敷いた金属バットなどに1回分ずつ絞り出してラップをかけ、冷凍します。完全に凍った後は、冷凍できる保存容器に入れておくと便利です。

まとめ

ケーキの上にクリームを絞っている写真
(c)Adobe Stock

一般的に「生クリーム」と呼ばれるものには大きく分けて「クリーム」と「ホイップ」の2種類があり、種類によって賞味期限が変わります。クリームに分類される生クリームは添加物が入っていないため、賞味期限は短めです。開封後や賞味期限が切れたものは使わず捨てましょう。

ホイップなら賞味期限は長めですが、開封後や賞味期限が切れた後はできるだけ早めに使い切ったほうが衛生面の心配が減ります。生クリームを日持ちさせたい場合は、硬めにホイップして冷凍保存する方法がおすすめです。

メイン・アイキャッチ画像/(c)Adobe Stock

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