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あなたの身の回りに「神経質だな…」と思う人はいませんか? もしくは、細かいところが気になり「もしかして、自分は神経質かも?」と思っている人もいるかもしれませんね。神経質な性格は見方を変えれば、「細かいところまで妥協しない」「丁寧に仕事をする」などのメリットもありますが、他人に強要すると人間関係がギクシャクすることも…。
そこで本記事では、「神経質」の性格の特徴などのアンケートを実施! 「神経質」ならではの行動の特徴や改善方法について、みていきましょう。
「神経質」とはどんな性格?
「神経質」はよく耳にする性格ですが、どのような意味があるのでしょうか。
情緒的に不安定で、わずかなことにも過敏に反応して自分を病的な状態だと思い込む気質。 ・ 細かいことまでいちいち気に病むさま。
『デジタル大辞泉』(小学館)より引用
つまり、「神経質な人」とは、他の人は気に留めないようなことでも過敏に気になり、精神的に不安定になったり、物事に集中できなくなってしまったりする人のことを指します。
【質問】あなたの周りに神経質な人はいる?
本記事では、身の回りにいる神経質な人についてワーママ100名にアンケートを実施しました。神経質な人の特徴や上手関わり方について伺ったご意見を紹介します。
※アンケートは30~45歳の日本全国の有職既婚女性を対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
「あなたの周りに神経質な人はいる?」」の設問では、46.7%の方が「はい」、53.3%の方が「いいえ」と回答しました。
約半数の方は、身の回りに神経質な人がいるという結果になりました。それでは、具体的にどのような人に対して神経質だと感じるのでしょうか。
神経質な人にみられる10の特徴
アンケートで集まった神経質な人の特徴やエピソードを紹介します。
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こだわりが強い
「人に厳しい。マイルールの主張が強い。自分が正義」(40代・福井県)
「子どもに挑戦させない」(40代・広島県)
「頑固なところがある」(30代・東京都)
「毎日のルーティンを崩されると怒る。そして周りの人と違うと不安になり、周りにあたる」(40代・神奈川県)
細かい
「汚れがあると気になる」(40代・長崎県)
「細かい、パーソナルスペースが広い」(40代・愛知県)
「重箱の隅を楊枝で洗うように細かいところを見つけて指摘している」(40代・千葉県)
「細かいことによく気がつく 」(40代・岐阜県)
「物を置く位置が決まってる」(30代・新潟県)
感情の起伏が激しい
「すぐ怒るし、落ち込む。気持ちの切り替えが苦手」(40代・奈良県)
「自分で何でもやりたがり、怒りっぽい」(30代・埼玉県)
「自分のやり方と合わないとすぐやり直す」(40代・山梨県)
「潔癖症 怒りっぽい」(40代・岐阜県)
「いつもイライラしている。眉間に皺」(30代・三重県)
潔癖
「過剰なアルコール消毒」(30代・大阪府)
「潔癖症な感じが行き過ぎた感じなど、ある特定のことに過剰な感じを持つ人だと思ってます」(30代・東京都)
「常にアルコール消毒を持ち歩き、消毒ばかりしています」(40代・山口県)
「同じものを使うのを嫌がる」(40代・福岡県)
きれい好き
「落ちている髪の毛が気になるひと」(30代・福島県)
「掃除など自分でやらなきゃ気がすまない」(30代・兵庫県)
「掃除の仕方にケチをつける」(30代・東京都)
「潔癖症の様なきれい好き」(40代・新潟県)
「汚れるのが嫌」(30代・埼玉県)
敏感
「いつもと違うことに敏感」(30代・福岡県)
「音に敏感な人」(40代・新潟県)
「自分が気にしていることには敏感になる」(30代・神奈川県)
気にしすぎ
「人の挙動を気にする」(40代・東京都)
「細かいことを気にする」(30代・福岡県)
融通が利かない
「真面目。自分の基準で物事を考えていて柔軟性に欠ける」(40代・兵庫県)
「許容範囲が狭い 余裕がない」(30代・静岡県)
雰囲気
「家庭が上手くいってないのかなと思える雰囲気」(40代・北海道)
「目が怖い」(30代・奈良県)
意見が言えない
「自分の意見が言えない人」(40代・埼玉県)
神経質な人の特徴では、「こだわりが強い」が最も多く、続いて「細かい」や「感情の起伏が激しい」の意見がありました。自分なりのこだわりが強すぎて、それに反したことになると我慢できずに感情をあらわにしてしまう傾向があるようです。
行動については、「潔癖」や「きれい好き」の回答がありました。多くの人が習慣化しているうがい手洗いに留まらず、過剰にアルコール消毒をしたり、同じものを使いたがらなかったりする様子も見られるといった意見も。
その他には「敏感」の回答もありました。「細かい」の意見に近い部分もありますが、他の人では気にならないようなことに対して敏感に感じ取ったり反応してしまい、意識が向いてしまうことがあるようです。
神経質な人と上手に付き合うポイントを紹介
そんな「神経質な人」と上手に付き合うには、どうするのが適切でしょうか? 皆さんの意見を紹介します。
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当たり障りない接し方
「つかず離れず」(40代・奈良県)
「最低限のマナーには気をつけて接するが、あまり気にしすぎないようにする」(40代・宮城県)
「その人が大切にしているポイントを無神経な行動で荒らさないようにする」(30代・大阪府)
「当たり障りのない話題をだしてやり過ごす」(40代・埼玉県)
「家ではなく、外で会うようにする」(40代・長崎県)
怒らせない
「言葉に気をつける」(30代・千葉県)
「刺激する表現の言葉は使わない」(40代・東京都)
「余計なことを言わない、しない」(40代・北海道)
「相手が嫌がることを把握し、それをしない」(40代・岐阜県)
気にしない
「やりたいようにやらせてあげる。口を挟まない」(30代・兵庫県)
「神経質な方の過剰な行動について指摘はしないし、賛同もしない」(40代・山口県)
「適度な配慮はするけど過度に気にしない」(30代・千葉県)
「自分の中で、そういう人もいると気にしないようにしてます」(30代・東京都)
相手に合わせる
「ある程度相手に合わせてあげる」(30代・福岡県)
「できるだけ逆らわない」(30代・奈良県)
「気を使うこと」(40代・京都府)
「相手に合わせて反論しない」(40代・岐阜県)
「その人の気になる事は気をつける」(30代・北海道)
話を聞く
「どんな会話を聞いても、下手にアドバイスなどしない」(40代・奈良県)
「とりあえず同意、肯定」(30代・栃木県)
「否定しない。共感する」(40代・神奈川県)
「きちんと話を聞いてあげる事」(40代・神奈川県)
伝え方を考える
「前もって気に障るツボを抑えて、その部分を調べて気にかけていることをPRするかのように話をする」(40代・福岡県)
「いつもと違うことがあると、その理由がわからないと不安になったりイライラしたりするようだったので、早めに連絡や報告をしておくようにすると、トラブルにならなかったことがある」(30代・福岡県)
話を聞き流す
「うまく受け流す」(40代・岡山県)
「話をよく聞くふりをするようにする」(30代・富山県)
「話をまともにきかない」(30代・埼玉県)
「すべてを受け止めない、上手にかわす、聞き流す」(40代・福岡県)
放っておく
「距離をとる。 そういう人だと思う」(40代・福井県)
「放っておく」(30代・埼玉県)
「難しいです。触らぬ神に祟りなし」(40代・茨城県)
「あまり相手にしない」(30代・新潟県)
安心させる
「やさしく自分の気持ちを言えるように相手のいいところをほめる」(40代・埼玉県)
「安心感を与える」(40代・岩手県)
参考にする
「神経質は慎重に行動すべき時には参考になる人もいると思ってます」(30代・東京都)
神経質な人との上手な付き合い方のアンケートでは、「当たり障ない接し方」「気にしない」に次いで、「相手に合わせる」「怒らせない」といった、こちら側が意識して相手の気分を損ねない方法をとる意見が多く挙がりました。
他には、「普通に関わる」や「安心させる」など、積極的に関わるといった意見もありました。普段通りのコミュニケーションを重ねることで、神経質な人がどのような点が気になるのかなどが深く知れることができるかもしれませんね。
神経質な性格を直す方法
「つい細かいところまで気にしてしまう」「他人の雑なところが気になって仕方ない」など、神経質な性格ならではの悩みもあるでしょう。日常生活の中のストレスを減らして、おおらかに暮らすためのポイントを紹介します。
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環境を整える
神経質な人は、「話し声が気になって仕事に集中できない」「明るすぎて眠れない」「満員電車の匂いが苦手」など、五感が繊細であることから、ストレスを感じる傾向も。
神経質な自分の性格を責めるのではなく、ストレスを感じている原因を書き出して、「快適に生活できるようになるにはどうしたらいいか」対策をとってみてはいかがでしょうか。住まいは閑静な住宅地を選んだり、照明器具を暖色の温かみのあるカラーに変えてみたり、リラックスできるお部屋に変えてみるのも一案です。
完璧主義を手放す
神経質な人は、仕事や家事でも、全てをきっちりと完璧にやらなければ気が済まないということも多いもの。マナーを守り、仕事を妥協しないため評価が高いですが、その反面少しでもミスをすることが許せなかったり、融通が効かない一面も。
きっちり物事を行うことで自分自身が気持ちが良くなるのであれば問題ありませんが、自分を追い込みすぎてしまったり、イライラしすぎて他人に当たったりしてしまうようなら、物事の捉え方を見直す必要があるでしょう。「8割できていれば合格」「なんとかなる」「まぁ、いっか」を口癖にして、楽観的な考え方を取り入れてみてください。
自分のこだわりを押し付けない
神経質な人は、ついつい家族や同僚にマイルールやこだわりを押し付けてしまいがち。物の定位置がずれていると、「今すぐ片付けて!」と怒ったり、「仕事の順序が違う」と逐一説教されると周囲はうんざりしてしまいます。たとえ、家族や友人で合っても人それぞれ感覚や性格は違うもの。自分と同じことを強要したくなったら、「人は人、私は私」と考えてみてください。
自分の「心のクセ」に気付いてみる
神経質になってしまうのは、物事のネガティブな面に意識が向き「そうなったらどうしよう… 」と不安になってしまうから。実は心配事の8割以上は実際には起こらず、起こったとしても解決ができることばかりだという研究結果もあります。
そして、心理学的には、どのような出来事にも意味はなく、それぞれの人の「心のクセ」によって、勝手に意味付けがされると言われます。神経質だと言われる人は、物事に対する捉え方のクセに共通項があります。
なにかよくないことが起こった時に「自分のせいだ」と自責を高めたり、出来事のネガティブな面にばかり焦点を当てたり、「~べき!」と自分の判断基準を強く持つ事で、そこから外れることが許せなかったり。
そう思う自分を責めたり、無理に前向きにとらえる必要はありません。まずは、そのようなクセが自分にあることを受け入れてみましょう。「ああ、自分は今、こんな風に思っているんだな」と自覚ができ「心配事は、そうそう実現するものでもない」と思えると、客観的に物事を捉えるようになるので、心に余裕ができてきます。
最後に
100名に聞いた、「神経質な人」の特徴や付き合い方を紹介しました。少し気難しい印象もある神経質な人ですが、相手の性格を理解しつつ、意識して関わることで上手に付き合っている方が多いようです。
ひとつ前の設問の回答で、「慎重にするべき時は神経質な人を参考にする」の意見があったように、どのような性格でもポジティブに言い換えることができます。考え方次第で、どのような人でも関わることによって学べることがありそうですよね。
【監修】キャリアコーチ・菊池啓子
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