カーペットが汚れる原因と掃除の頻度

そもそも、カーペットの掃除はどのくらいの頻度で行うべきかご存じですか? カーペットの種類や環境によって適切な頻度は変わってきますが、基本的なポイントを紹介します。
髪の毛やホコリが付きやすいため、定期的な掃除がおすすめ
カーペットは毛羽立っており、食べこぼしやシミなど目立った汚れがなくても髪の毛やホコリがたまりやすい構造です。
清潔さをキープするには、週に2~3回は簡単な掃除をすることが望ましいといえるでしょう。月に1回程度は、拭き掃除も検討した方がよいと考えられます。
特に、ホコリやダニなどのハウスダストが気になる人や、カーペットの毛足が長く汚れが目立ちやすい場合は、頻繁に掃除する必要があります。
カーペットの拭き掃除の方法と手順

では、カーペットの拭き掃除はどのように行うのでしょうか。ここでは、一般的な掃除の方法と手順を解説します。定期的に取り入れることで、カーペットの汚れをしっかり落とせるはずです。
先に掃除機や粘着ローラーで汚れを落とす
拭き掃除の前に、カーペットの汚れをある程度落としておかなければなりません。髪の毛やホコリ、大きなゴミなどは拭き掃除では取りにくいため、掃除機や粘着ローラーを使って取り除いておきましょう。
あらかじめカーペットの毛足がそろうようにブラシで軽く整え、毛を起こしておくとさらに掃除しやすくなります。その後、毛の流れに沿って掃除機をかけ、最後に粘着ローラーで取り切れなかった髪の毛やホコリを取り除いてください。
ただし、急なトラブルでシミ抜きする場合などは、基本的に掃除機かけなどの工程は不要です。
洗剤を含ませた布でカーペットを拭く
ある程度カーペットがきれいになったら、拭き掃除を始めます。こすらず、叩くように拭くのがポイントです。
まずは、洗剤を薄めた液を、固く絞った布に含ませましょう。カーペット専用洗剤を使うか、中性洗剤・家庭用洗剤などを薄めて使うことをおすすめします。
なお、拭き掃除をする前に洗剤による悪影響がないかどうか、目立たない場所でテストを行うことも大切です。色落ちや変色などの問題がなければ、洗剤を含ませた布でカーペットを拭いていきます。
水拭きして洗剤を落とし、乾拭きする
洗剤をつけた布でカーペットを拭いた後は、再度水で濡らして固く絞った布で水拭きをします。洗剤を落としてから、乾いた布で乾拭きをしましょう。
乾いた布で拭いたといっても、カーペットはまだ湿った状態。そのまま置いておくとカビや臭いの原因になってしまいます。風通しのよい場所で乾燥させるか、もしくは温風が当たっても問題ないタイプの製品なら、布団乾燥機などを使って乾燥させましょう。
しっかり乾燥させれば、拭き掃除は完了です。
カーペットにシミができたときの掃除方法は?

カーペットにシミができたときは、急いでシミ抜きや拭き掃除をする必要があります。シミができたときの基本的な掃除方法を確認しましょう。油性のシミと水性のシミ、それぞれの対策について解説します。
油性のシミ抜きをする方法
油性のシミとは、食用油や油性インクなど油分を含むシミのことです。マヨネーズやバターなども油性の汚れに分類されます。
油性のシミがカーペットについてしまったときは、まず拭き取れる汚れを紙や布などで取ることが大切です。汚れが取れた後は、以下の手順でシミ抜きをしていきましょう。
- 乾いた布を2枚準備し、1枚にはベンジンを含ませておく
- もう1枚の乾いた布でシミの周囲を押さえてから、ベンジンを含ませた布をシミの部分に押し付ける
- シミがきれいに取れるまで、ベンジンを含ませた布を複数回押し付け、汚れを移す
- シミが取れたら、きれいな雑巾で残った薬剤や汚れを拭き取る
なお、色落ちや変色を防ぐため、目立たない場所でテストしてから作業することが大切です。
水性のシミ抜きをする方法
食品や飲み物などの水性のシミは、ぬるま湯や中性洗剤などを使ってシミ抜きすることができます。以下の手順で行いましょう。
- 乾いた紙や布をシミの部分に被せて汚れを吸い取る
- 残っている汚れの部分を、水または薄めた中性洗剤を含ませた布で叩く
- 再度、乾いた紙や布をシミの部分に被せ、汚れが取れるまでこの工程を繰り返す
強い汚れでなければ、複数回繰り返すことでシミが薄くなっていくはずです。洗剤を使った場合は、最後に水拭きと乾拭きをして、洗剤が残らないようにしましょう。
カーペットの掃除をするときの注意点

カーペットの掃除の際は、注意点を踏まえた上で作業を始めてください。素材によっては適切な掃除方法が異なる場合もあるため、まずは所有している製品の情報を確認することが大切です。
素材によっては洗濯や洗剤の使用がNGなケースも
拭き掃除だけでは汚れが取れなかったときには、洗濯を検討することもあるでしょう。しかし、洗濯表示が「水洗い不可」となっているものは基本的に洗濯できません。
ドライクリーニングするか、縮み・色落ち・その他のトラブルのリスクを理解した上で水洗いをする、といった対応になるでしょう。
また、中性洗剤以外の洗剤の使用が適していないタイプの素材もありますので、まずは洗濯表示を確認してください。状況によっては、拭き掃除をするときにも変色などに注意が必要です。
掃除に手間がかかる場合は買い替えも検討する
「カーペットの掃除に手間がかかる」「清潔に保つことが難しい」と感じている場合は、買い替えも検討しましょう。
たとえば、洗濯可能なカーペットや、毛足が短く汚れがたまりにくいカーペットもあります。そのほか、汚れが付着しにくく、拭き掃除も簡単になる撥水加工付きのカーペットも便利です。
洗濯不可のカーペットは清潔に保つために頻繁な掃除が必要となり、シミなどが取れなくなれば専門店に相談するか買い替えるしかありません。コストパフォーマンスを考えても、洗濯できるものや掃除しやすいものを検討するのがおすすめです。
まとめ
- カーペットの掃除は定期的に行い、月に1回程度は拭き掃除もするとよい
- 拭き掃除は掃除機などをかけた上で、中性洗剤などを使って行う
- 素材によっては水洗いに適していないものもあるため注意が必要
カーペットの拭き掃除を取り入れることで、ホコリやハウスダストがたまることを防ぎ、快適な住空間を保つことができます。普段の掃除とあわせて、定期的に行いましょう。掃除が大変と感じるときには、拭き掃除がしやすいタイプや洗濯ができるタイプへの買い替えを考えてもよいかもしれません。
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