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LIFESTYLE

2025.12.15

「ミュージシャンでありながら、バラエティにも出るし料理もやる。それが、僕にとっての〝ロック〟です」DAIGOさんインタビュー

ロックミュージシャンでありながら、バラエティ番組で引っ張りだこ。そして最近は料理番組でその腕を磨き、声優の仕事にも挑むDAIGOさん。そこには、30歳までの「がむしゃら」と30代での「開き直り」がありました。そんな経験から、DAIGOさんがOggi読者に贈る、優しくてアツいメッセージ!

アーティスト・タレント DAIGOさんインタビュー

新たな挑戦は未来図を塗り替える。30代からの「ロックな」生き様

DAIGO

DAIGO(ダイゴ)
1978年生まれ、東京都出身。2003年、DAIGO☆STARDUSTとして、シングル『MARIA』でメジャーデビュー。2007年、3人組ロック・バンドBREAKERZを結成。アーティスト活動のほか、バラエティなどでマルチに活躍中。自らが料理の基本を学ぶ番組『DAIGOも台所~きょうの献立 何にする?~』(ABCテレビ・テレビ朝日系列 月〜金曜・13時30分から)が人気。

あきらめず続けた先に開けたタレント活動

「こんなにも人生が変わることがあるんだ」

DAIGOさんは30代を振り返ってこう話す。10代からビジュアル系ロックバンドでボーカルを担当し、2007年、29歳のときにBREAKERZとしてメジャーデビュー。ほどなく、バラエティ番組などでタレント活動も始まった。

「ずっと音楽一本でやってきて、でも、みんながみんなうまくいく世界じゃないと承知のうえで、それでも自分のロックをひたすらやり続けていた20代。周囲には、25歳を過ぎて音楽をやめていく人が多かったけれど、僕はやれるところまでやろうと思っていました。あきらめずに続けた先に開けたタレント活動は、いい意味で開き直れたと思います。30歳以降は祖父(元内閣総理大臣の竹下 登)の名前も解禁したし、七光りと言われても、浴びられる光があるなら浴びてやろうと」

とはいえ、ただ闇雲に猛進するタイプではない。どんなときでも周囲の声を聞くのがDAIGOさん流。

「ロックの先輩や友人、家族にも、ずいぶん相談しました。タレントとしてやっていけるかどうか、僕よりも周囲のほうが客観的に見られる場合もありますからね。先輩からは、『(タレントに)向いてるんじゃないか』と言っていただいて、家族は『やりたいようにやればいい』と背中を押してくれました。応援してくれる人がいるなら、やってみよう。周囲の声が原動力になりました」

後押しされつつも、人生を変えるのはやっぱり自分。いざ踏み出してからは、「30代、大きな休みを取らずに突っ走ってきました。休みたいとも思いませんでした」という。

DAIGO

30代は突っ走るとき。だからOGGIで!

新たな挑戦は、バラエティ番組だけでなく、俳優、声優へと広がった。最新出演作品は、自らも子供のころから好きだったという『映画 きかんしゃトーマス』シリーズの映画。『きかんしゃトーマス サンタをさがせ! パーシーのクリスマス急行』に、サンタクロースの声で出演する。

「僕が子供のころに見ていた『トーマス』はまだアナログで、あの世界観が大好きでした。CGアニメになった今はまた、違った味わいがあって、僕の子供たちも大好き。最新映画では、機関車たちがクリスマスに向けてみんなで力を合わせる。こういうストーリーって、子供たちは純粋に楽しめますよね。1時間という長さも、子供が観るのにちょうどいい。そして純粋さを忘れかけた大人たちにとっては、忙しい年末にホッとできて、胸打たれるんじゃないかな。特に、サンタさんのセリフには、大人にも伝えたい大事なメッセージが含まれています。

でも声優の仕事はとても難しくって。今回のサンタクロースの仕上がりは… 自分が思った以上にうまくいったかな(笑)。サンタさんの恰幅のよさを意識しつつ、でも渋くしすぎずに。元気でノリのいい感じを目指しました。シリーズでは初登場のサンタですが、トーマスを見慣れた人たちにも、自然に受け入れてもらえるんじゃないかな」

実は、映画きかんしゃトーマスシリーズで、クリスマスがタイトルになったのも今回が初。DAIGOさん演じるサンタクロースは、DAIGOさん同様に温かくて、仲間思いで、周囲に元気を与えてくれる。

「僕自身のクリスマスといえば、子供のころに、恐竜のおもちゃ『ゾイド』をお願いしていたのを覚えています。ツリーを飾ったりクリスマスパーティをするようになったのは、親になってからです。やっぱり必要だよねとなって、ツリーをダッシュで買いに行って、チキンを手配して。僕はチキンの予約とピックアップ、妻と娘がツリーの飾りつけ担当です。料理は… サラダをちょこっとつくるくらいかな」

DAIGO

現在では自らの料理番組を持つDAIGOさん。料理経験ほぼゼロから始まり、最近はお子さんのお弁当をつくるまでに。

「いつものように娘にお弁当を持たせたら、その日は幼稚園で昼食が出る日だった、なんて失敗もありました。前日まではしっかり覚えていたのに、うっかりしちゃいました。でも、お弁当の中のミニトマトふたつは食べてくれていて。娘に気を使わせちゃいましたね(笑)。

かつて思い描いていた未来予想図からしたら、予想外のことばかり。料理番組を担当することも、お弁当をつくることも、思ってもなかったですから。それでも、本業がロックミュージシャンだということは変わりません。ロックって何かというと、生き様なんです。ロックミュージシャンでありながら、バラエティにも出るし料理もやる。それが、僕にとってのロックです。それに、なんでもがむしゃらな30代があったからこそ、40代の今、家族との時間を大事にしたいと思えます。これも、予想外の展開だけど、だからこそ面白い。みなさんも、30代はO・G・G・Iですよ。(O)俺たち、(G)ガンガン、(G)がんばって(I)いこうぜ!」

『映画 きかんしゃトーマス サンタをさがせ! パーシーのクリスマス急行』

『映画 きかんしゃトーマス サンタをさがせ! パーシーのクリスマス急行』
©2025 Gullane(Thomas) Limited.

⽇本でテレビアニメの放送がスタートしてから35年、映画劇場公開から25年。幅広いファンをもつ、きかんしゃトーマスと仲間たちの冒険の物語。最新作は、クリスマスカードの配達を終えたパーシーが、手紙を一通残してしまったことからスタート。トーマスたちとともに、サンタを探して手紙を届けようと力を合わせる。そんなみんなの前に、果たしてサンタクロースは現れるのか!? 12月12日(金)公開

***

2026年Oggi1月号「この人に今、これが聞きたい!」より
撮影/中村和孝 スタイリスト/林 峻之 ヘア&メイク/礒野亜加梨 構成/南 ゆかり
再構成/Oggi.jp編集部

Oggi編集部

「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。
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