
忙しい毎日の中で、少しだけ手を動かして心を整える時間を持ちたくありませんか?
そんなときにおすすめなのが「大人のぬりえ」。実は集中力を高め、ストレスを和らげる効果があると注目されています。
今回ご紹介するのは、アート界が注目する14歳のアーティスト・Conoca(このか)さんの初ぬりえBOOK『つぶつぶアートぬりえ』(小学館)。独自の技法で描かれた動物たちが、日常にやさしい癒しを届けてくれます。
「つぶつぶアート」って?
Conocaさんは2011年東京生まれ。わずか9歳で独自の技法「つぶつぶアート」を確立しました。細かな“つぶ”を重ねて描く独特の表現は、見る人を引き込む不思議な魅力があります。
なかでも絶滅危惧種の動物を描いた作品には、「絵の中ではいつまでも生き生きといてほしい」という願いが込められています。

10歳で麻布十番にて初個展を開催。さらに、若手アーティストの登竜門「昭和会展」では、史上最年少・小学生で特別賞を受賞。その才能は、日本のアート界でも大きな話題となりました。
大人のぬりえで心と脳をリフレッシュ
そんなConocaさんの世界を気軽に体験できるのが、この『つぶつぶアートぬりえ』。ぬっていくうちに自然と集中し、心が落ち着いていく“瞑想のような時間”が味わえます。
「つぶつぶアート」は、心を整える「曼荼羅アート」をベースにした技法。色を重ねるうちに、“無心”になれるのが魅力です。

「音楽を聴きながら夢中で描いていると、あっという間に時間が過ぎます」と語るConocaさん。ぬりえを通して、忙しい日常から少し離れた“自分の時間”を楽しんでみませんか?

ぬりえには、レッサーパンダやワオキツネザルなどの絶滅危惧種から、ウサギ・ゾウ・キリンなど身近な動物まで、Conocaさんが選んだ全21種類が収録されています。
ぬりながら「この動物、実は絶滅危惧種なんだ」と新たな発見があるかもしれません。
アートを通して“いのち”を感じ、考えるきっかけにもなる一冊です。
初心者でも大丈夫! つぶつぶアートのぬり方
「絵心がないから…」という人も安心。ぬり方の解説動画や完成例もあるので、初めての方でも楽しく取り組めます。
Conocaさんによると、グラデーションを作るコツは「手の力を変えたり、普段使わない色を使ってみたりすること」。自分の好きな色を大切にしてぬることが一番大切なんだとか。

最初はうまくいかなくても大丈夫。「ぬればぬるほど上達します」と彼女は笑顔で話します。
アートを通じた社会貢献の思い
Conocaさんはアートを通じた社会貢献活動も行っています。2023年にはトルコでの地震被害を受けて、瓦礫に埋もれていた被災者を救った犬の絵をトルコ大使館に寄贈。「自分の作品で人の役に立てることがあればうれしい」という彼女の思いは、つぶつぶアートの世界を通じて広がっています。

忙しい日常の中で、ほんの少しでも無心になれる時間を持つことは、心の健康にとても大切。Conocaさんの「つぶつぶアートぬりえ」で、忙しい毎日を彩ってみませんか?
きっと、あなただけの素敵な作品が完成するはずです!
『新感覚!どうぶつたちとカラフルな冒険へ つぶつぶアートぬりえ』(Conoca著 小学館刊 ¥1,540)

世界が注目する14歳の天才少女・Conocaが描く、新感覚のぬりえブック。著者の独自技法「つぶつぶアート」は、つぶをぬる手が止まらない、想像以上の没入体験を楽しめます。夢中で色を重ねるうちに、心地よい集中を味わえます。
Oggi編集部
「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。
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