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LIFESTYLE

2025.09.03

暑い秋に避暑ができて秋の味覚も楽しめる!星のや富士で過ごす「グラマラス葡萄ステイ」

日本初のグランピングリゾートである「星のや富士」で葡萄の名産地ならではの滞在&アクティビティが楽しめる「グラマラス葡萄ステイ」を堪能してきました!

非日常のホテルステイと地元の美味しいものを〝学んで〟食べるいいとこ取りな旅

9月になってもまだまだ暑い、まさに「暑い秋」です。早く秋を感じたい!とやってきたのは、日本初のグランピングリゾートとして人気を博す「星のや富士」。9月いっぱい開催されている「グラマラス葡萄ステイ」に、フルーツ大好きOggiスタッフが行ってきました。

星のや富士は、各施設が独創的なテーマで圧倒的非日常を提供する「星のや」の4施設目として、2015年10月30日に開業した日本初のグランピングリゾート。約6haの広大な森の中で、クラウドテラスをはじめとした大自然と触れ合えるリゾート空間で非日常を過ごす、「丘陵のグランピング」がコンセプト。焚き火を眺めながら過ごすひととき、森の中で楽しむ食事、自然の中で体を動かす爽快感を四季を通して体感できる人気のリゾートです。

その星のや富士が秋に開催する「グラマラス葡萄ステイ」は、農園で葡萄の収穫を楽しみ、ワイナリーでの特別ランチやワインビネガーツアーを通して、葡萄の名産地ならではの体験を楽しむ滞在プログラム。リゾートでゆったりと過ごす時間と、リゾートを抜け出してアクティブに過ごす体験ツアーがぎゅっと凝縮された濃い2泊3日を詳細レポートします!

【1日目】都内から約90分、河口湖へ。星のや富士にチェックイン

星のや富士

-15:00 星のや富士にチェックイン

ここ星のや富士はグランピングリゾートという名の通り、滞在中に楽しみたいのはアウトドアでの時間。ゆえに、寝泊まりする「キャビン」には実は過剰な広さや設備はありません。コンパクトかつミニマムに設計されています。河口湖に向かって突き出すようなスコープ状のデザインで、テラスから一望できる河口湖を眺められる圧巻な眺望こそ、この上ない贅沢と言えます。

開放的な窓からの美しい山麓の風景が映えるよう、白を基調としてシンプルな室内。

テラスの様子

澄んだ空気を感じながらテラスのソファで寝転んだりコーヒーを飲む時間があまりにも幸せすぎて、都心から1時間半ほどで着いたとはとても思えません…!

アメニティ

アメニティも充実!パジャマもあるし、スキンケアも一式(写真下白い四角い袋の中にあり)揃っています。そしてお部屋でくつろぐためのコーヒーやお茶類もしっかりと。音楽が楽しめるようにBluetoothスピーカーがあるのもうれしい限り。好きな音楽を聴きながらホテルでのんびりと過ごせるのは至福の時間ですよね。

富士北麓の大自然の中での滞在を楽しめるよう、キャビンは全室レイクビュー。アカマツが林立する美しい丘陵に並び、春にはサクラ、夏には深緑、秋には紅葉、冬には雪景色と、室内にいながらも季節ごとに移り変わる風景を楽しむことができるそう。目の前に広がる深緑は日頃のストレスが浄化されるような清々しさで本当に素晴らしい。

星のや富士のソファから見える景色

-18:30 1日目の夕食は「山麓の赤ワインすき焼き」を堪能

屋外を感じるキャビンテラスにて、赤ワインをベースにしたオリジナルの割り下で楽しむ鴨肉と牛肉のすき焼きをいただきました。赤ワインの風味がお肉とこの上なく合うんです。締めのうどんもそれはそれはおいしくて、ああ、幸せ!(18,150 円/税・サービス料10%込)

もう肌寒く感じた夜の河口湖。キャビンテラスで、点々と灯る河口湖畔の明かりを見ながらしばしのんびり過ごし、ふかふかのベッドで眠りにつきました。明日は朝早くからアクティブに過ごします!

【2日目】はホテルの外でアクティブに山梨を感じるツアーへ!

-7:30 朝食「グリルモーニング」

キャビンから階段を上がって、ひんやりとした空気を感じながらダイニングへ。中央のグリル台に用意されたメニューをいただきます。ザ、ホテルの朝食という幸せなメニューでお腹いっぱいです。(4,840円/税・サービス料10%込)

-9:00 星のや富士を出発

さあ、ドライブ開始。あらかじめ用意されているスケジュールの通りに移動していく1日です。一路、山梨県は笛吹市へ。

-10:00 葡萄農園「葡萄専心」での葡萄の収穫

シャインマスカット

ここ葡萄農園「葡萄専心」は、「ひたむきに、ひたすらに、おいしい葡萄をつくる。そして、ディーセント・ワークの実現」というコンセプトをもとに、笛吹の地でこだわりの葡萄づくりをしている葡萄農家さん。栽培されている約14種類の葡萄は別格の美味しさ!と、全国の葡萄好きから愛されている農園です。いわゆるぶどう狩りを受け付けている農園ではないので、栽培の様子やお話を伺うのはとても貴重な機会。

ぶどう農園の様子

オーナーさんとぶどうの育て方をお聞きしたり、様々な品種の味比べができるこちらのツアー。大好きなぶどうをこれでもか!というほど味わえ、もちろんどれもおいしい中でお気に入りを聞かれてとても悩みました。食べる前は直感では「圧倒的にシャインマスカットだと思う!」と思っていた中、ひとつひとつ味わっていくとどれも魅力的で…。そんな中、ビジュアルはこの「マイハート」がかわいかったので、別途パシャリ。今日のディナーでいただく葡萄を一種類選んで持ち帰れるという特典に心躍りました。

-12:00 勝沼醸造直営レストランテ「風」で昼食

風の外観

葡萄を堪能したあとは、ランチのレストランへ。地元でも有名なワイン醸造所である勝沼醸造が直営するレストランテ「風」は、観光客はもちろん、地元住民の記念日レストランとしても愛される場所なんだそう。1991年にオープンした趣ある建物と眼下に広がる葡萄畑を眺める景色、本当に本当に素敵です!

ワイン

このツアーのために用意されたメニューは4皿。山梨産そば粉のガレット、地元野菜を使用したミネストローネ、富士の介(お魚のマス)の和ハーブ湯葉包み蒸し、巨峰のクレームダンジュ。すべてに地元の食材がたっぷりと使われています。そしてなんといっても、それぞれのメニューとペアリングして楽しむワインのペアリング。ぶどう産地・勝沼で世界に通ずる高品質なワイン造りに挑戦する勝沼醸造のワインも、それはもう美味しくて…。国産ワインに目覚めたといっても過言ではないくらい、山梨のワインにどっぷりとハマりました…!

-13:30 ワインビネガーツアー

ビネガーツアーの様子

続いてやってきたのは、「アサヤ食品」。ここは地元の〝規格外〟になってしまった葡萄を使ってワインビネガーを作っている食品会社。まずはビネガー醸造所に向かい、多品種の葡萄を使って醸造されていくワインビネガー作りを見て学びます。熟成前の出来立てのワインをいただいてみたり、ビネガーが完成するまでの工程が学べるのは、なかなかない機会で興味深いものでした。

樽などが並んでいる様子


こちらで使っている規格外の葡萄とは、実が大きくならなかったり色が浅かったなどの理由で葡萄として市場にも出せず、ワインするにも色が足りない、というもの。それが県内の葡萄農家から集まり、ワインビネガーへと生まれ変わる葡萄の地ならではの食材の循環で食品廃棄をなくす取り組みは、まさにSDGsの先駆け。創業時から60年以上、山梨の葡萄だけで添加物不使用にこだわった製法で続けられています。

様々なビネガー

場所を移動し、アサヤ食品の本社でビネガーの試飲などを行います。ビネガーをこんなにたくさん味わったこともなかったですし、添加物不使用でじっくりと熟成してつくられたビネガーのおいしいこと! その場で購入ができたのでもちろん、お土産でに何本も買って帰りました。

-16:00 星のや富士に戻ります

勝沼、笛吹の葡萄ツアーを堪能し、再び河口湖まで戻ってくると、空気はすっかりひんやり。キャビンに戻り、星のや富士オリジナルの葡萄バスハーブを入れたお風呂でしばしゆったりしました。このバスハーブは「グラマラス葡萄ステイ」限定で用意されたもので、ワインを醸造する過程で出る葡萄の皮や種などを使用しているそう。ポリフェノールなどの成分(*4)や天然の生薬が含まれていて身体が芯から温まります。こんなにも甘く優しい香りに包まれて、身も心もすっかりくつろいだバスタイムでした。

*4:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八割)」

-19:00 夕食「葡萄ペアリングディナー」

ワインと食事

さて、すっかりお腹が空いたところでお待ちかねのディナー。2日目の夜は、自分で収穫した葡萄のデザートも楽しめる「葡萄ペアリングディナー」で、葡萄とワインを堪能します。秋の味覚の茸や薩摩芋などを、ワインビネガーの爽やかな酸味とともに味わうコースです。勝沼醸造のワインをはじめとした、畑の違いやヴィンテージの特徴など、山梨ワインの奥深さを楽しめるワインを合わせました。秋の森の過ごしやすい気候の中、屋外の特等席で特別なディナーを優雅に味わいます。

こちらのコースを作ったのはなんと20代のシェフ。アミューズからメインディッシュのお肉、デザートまで、どれもセンスよく、葡萄の甘味とワインビネガーの酸味が生かされた奥深い味わいに、若き才能を感じました。そして、ペアリングのワインの美味しさといったら…!

本当に、山梨の葡萄とワインは素晴らしい!世界に誇るものだと思います。それを堪能できるこの旅プランは、日本の風土を深く知ることのできるとても貴重な機会だと実感しました。

食事の後は、敷地最上部にあるクラウドテラスの焚き火ラウンジで、コーヒーを片手に「森の演奏会」へ。静かな森と暖かな焚き火の中で優しく響くギターの音色に、日頃の心の疲れが解きほぐれていったのでした…。

【3日目】絶景を見ながらスペシャルな朝食を

-8:30 朝食はキャビンで「モーニングBOX」

お部屋で朝食がとれるモーニングBOX。お部屋の中かテラスを選んで、セッティングしていただきます。

それにしてもこの景色を眺めながら朝ごはんが楽しめるなんて贅沢すぎませんか!ふかふかのパンとオムレツ、サラダ、ソーセージ、ミネストローネ、ヨーグルト、コーヒー(ハーブティーも選択可)、ぶどうジュースと盛りだくさん。ヨーグルトに入れた桃のジャムは忘れられない美味しさ。(4,840円/税・サービス料10%込)

-9:30 森の珈琲店でコーヒー体験

コーヒー体験の様子

星のや富士には、早朝からたくさんのアクティビティが用意されています。中でもおすすめなのが、クラウドテラスで開催されているコーヒーをいただく「森の珈琲店」。挽いたコーヒー豆をやかんに直接入れ、煮出して淹れる「フィールドコーヒー」と呼ばれる製法で入れたコーヒーは、まさにガツンと体に沁み渡るワイルドな味わい。グランピングリゾートならではの一服でした。

このあとは、ライブラリーカフェでハーブティを飲んだり、クラウドテラスで本を読みながらうたた寝したり。キャビンに戻って帰り支度をして、12時までのんびりと過ごしてチェックアウトしました。

キャビンテラスで鳥のさえずりを聴きながらゴロゴロする時間と、クラウドテラスでコーヒーを飲んで森林浴を楽しむ時間のバランスがとてもよかったホテルステイ。お部屋でのおこもりだけではない、森の息吹を感じてリフレッシュできるスペースがたくさんある星のや富士で過ごす時間で、日頃のストレスからすっかり解放されたのでした。

9月1日から11月25日まで、星のや富士では富士北麓の森で自然の心地よさを楽しむ「秋のグランピング滞在」がスタート。秋風を感じながら、栗のクレームブリュレを味わう「森のひととき」、動物の足跡やキノコなど自然の恵みを発見する「秋の森 ディスカバーウォーク」など、秋へ移りゆく森を満喫する滞在を楽しめるプログラムがたくさん用意されているそうで、これまた楽しみ!

まだまだ暑いこの秋、避暑ができて採りたての美味しいものが食べられる星のや富士での「グラマラス葡萄ステイ」で、秋のはじまりを感じる旅をぜひ。

グラマラス葡萄ステイ」
期間: 2025年9月1日~30日
料金:1名 65,000円(税・サービス料込)*宿泊料別、交通費別
含まれるもの:はじまりのひととき、2日目の朝食、葡萄の収穫体験、2日目の昼食(ペアリングドリンク)、ワインビネガーツアー、葡萄ペアリングディナー(ペアリングドリンク)、葡萄バスハーブ
定員:1日1組(2-3名) *20歳以上
予約: 公式サイト(https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/hoshinoyafuji/)にて2週間前まで

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発売中のOggi10月号にて、都市別・遠征先ホテルリストの記事に誤りがありました。
P.130に掲載しましたレム新大阪さんのサービス紹介で、ドリンクサービスのアイコンを載せましたが、こちらのホテルではドリンクサービスはごさいませんが、ロビーにティーバッグ等のご用意があります。
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