3位:金銭感覚の違い
3位は「金銭感覚の違い」。
学生時代には同じような感覚だった友人でも、お互いが社会人になったりライフステージが変わったりすると、自由になるお金や、お金を使いたいと思うポイントが異なってくることもありますよね。
金銭感覚がズレてしまうと一緒にいてもどちらかが不満を抱くケースも少なくないだけに、友人関係を続けるのが難しくなりやすいかもしれません。
2位:相手の性格の変化
2位は「相手の性格の変化」。
以前はピタリと性格が合うと思っていた友人だったとしても、環境の変化や年齢を重ねることによって感覚が異なってくる場合もあります。
コミュニケーションや行動に違和感を覚えてしまうと、これまでのような友人関係を続けられないと感じてしまうケースも…。
無理をして友人関係を続けてもストレスになりやすいために、自然と疎遠になりやすいかもしれません。
1位:結婚、出産などライフステージの変化
1位は「結婚、出産などライフステージの変化」でした。
お互いのライフステージが異なってしまうと、話題や関心が変わってきて従来と同じようなお付き合いが難しく感じがちです。
結婚によって住まいが変わり、物理的な距離が生まれて疎遠になるケースも珍しくありません。
またライフステージが異なってくると、自由になる時間帯も変わりやすいので会う約束をしにくくなる面もありますよね。
親しかった友人と疎遠になるのは珍しい話ではない!?

今回の結果をグラフで見てみると、1番多かった「結婚、出産などライフステージの変化」にダントツで票が集まっていました。
一方、疎遠になった経験がある人にその“きっかけ”を尋ねてみると、次のような声も。
「仕事が忙しすぎて、学生時代に親友だった子ともほとんど連絡をとっていません」(34歳女性)
「仕事を理由に遅刻とドタキャンが増えた友人に呆れてしまって、会わなくなった」(27歳女性)
「遠方に転居したうえに働き方も変化し、主婦になったため」(33歳女性)
「これという理由はないのに、言われてみれば疎遠になっている」(30歳女性)
一緒にいて居心地の良さを感じられなくなったりストレスを覚えるようになったりすれば、友人関係に影響が出ても仕方がないのかもしれません。昔は仲が良かった相手といつしか疎遠になるケースは、決して珍しい話ではないと言えるでしょう。
違和感やストレスは関係を見直すべきサイン
以前はどんなに親しくしていたとしても、友人関係を続けていくなかで違和感が強まったりストレスが大きくなったりしたときには、関係を見直すサインです。そのまま我慢を続けても、良い関係へと改善される可能性は低いでしょう。
昔からの友情がずっと続く関係は理想的ではあるけれど、環境や価値観の変化によって一時的に疎遠になるケースも多々あるため、友情関係に対して「こうあるべき」と決めつけないことも大切です。
人間関係はときに伸び縮みをするものと割り切れば、友人関係へのプレッシャーからも解放されやすくなるはず♡
【調査概要】
調査方法:2025年3月にOggi.jp編集部にてテーマと設問を設定し、Oggiのメルマガ会員にアンケートを行い、その結果を集計したものです。
対象者数合計:269人
構成・文/並木まき
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