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LIFESTYLE

2025.05.08

【エバース】2025年M-1優勝候補に直撃!「東京漫才」の新しいスターが語る、〝程よく力の抜けた〟野望とは?

昨年からM-1優勝候補として呼び声の高かったエバース。ラジオ、全国ツアーと躍進が続き、その実力にさらに磨きがかかっています。「東京漫才」の新しいスターが語る、「程よく力の抜けた」野望とは?

初の全国ツアー開催! その先に目指すのは、次世代のラジオスター

2015年に結成し、東京・神保町劇場を中心に活躍してきたエバース。2024年に初めてM-1決勝に進出。惜しくも4位で最終決戦には残れなかったものの(しかも3位と1点差!)、人気は全国に広がり、今や次なるM-1優勝候補トップの座として期待がかかります。4月からは初の全国ツアーも始まりましたが、「なんとかなるでしょ」と佐々木さん。マイペースで冷静だけど、心の奥底にある熱いものもチラリとのぞかせます。

▲左:佐々木隆史さん(宮城県出身・32歳・ボケ&ネタづくり担当)。右:町田和樹さん(神奈川県出身・32歳・ツッコミ担当)。昨年10月までの4年間、ふたりで同居していた。
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佐々木

ラジオは、コンビの実力が試される場所

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町田

ちゃんとした人間に近づいてきたみたい

――4月15日から初の全国ツアーが始まりますが、準備は進んでいますか?(取材は3月末)

佐々木:いや、まだなんにも…。映像など手の込んだ演出をするわけでもなく、ただネタをやるだけなので、そんなに焦らなくてもいいかなと。ネタはこれからつくります。

町田:はい、ぎりぎりタイプです。ただ、同じ漫才師でもいろんなタイプがあるというのは、お見せできると思います。(編集部注:ネタをつくるのはすべて佐々木さん)

佐々木:そうですね、そこがいちばんの見どころかな。テレビや賞レースでやるのはいつも1本だけだけど、面白い漫才がエバースだけで7本くらい一気に見られる。しかもすべて新ネタです。ツアーは、月1本のペースで6都市を回るので、少しずつネタを仕上げていって、その中から年末のM-1用のネタが出来上がったらと考えてます。

――全国ツアーもそうですが、M-1ファイナリストになって以降、いろんなことが加速しているように見えます。

町田:だからこそ、ひとつひとつの仕事を、ちゃんと「面白い」って思ってもらえるように頑張らないと。責任感が増して意識が変わってきたというか、以前のようにお酒が抜けないまま劇場に行くことは、さすがになくなりました。いいのか悪いのか、ちゃんとした人間に“ちょっとだけ”近づいているみたいです。

たとえば、前はメシなんてどうでもよくて、すき家しか行ってなかったんですよ。それが、新しいお店を探してみたり、Uber Eatsでタコスなんて頼んでみたり。そんなことを楽しめるようになったのは、大きな変化かな。

佐々木:いちばんの変化は…、移動がめっちゃ増えたこと。全国各地に行かせてもらって、すると、意外な場所で声かけられて。自分が思っている以上に、自分たちのことを知っている人が多いんだって知りました。うれしさもあるけれど、気を引き締めて生きなきゃ、と感じているところです。たとえば、歩いててゴミのポイ捨てしたり、立ちションしたり、絶対にできません。

仕事では、ラジオの番組が増えました(※)。ふたりでただ話すだけの時間は、コンビとしての実力がいちばん試される場所ですからね。頑張りたいです。

(※ J-WAVE『GURU GURU!』木曜、Podcasts『エバースの野茂ラヂ雄』、stand.fm『エバースのモンキー125cc』の3本にレギュラー出演中)

――では、2025年の目標はずばり…

佐々木:まあ、優勝っすかね。

町田:今年こそは、って期待がかかってることは、感じてます。

佐々木:でも、これまでの傾向を見てると、こうやって期待がかかってるときって、だいたい優勝しないから。

町田:だから意識しすぎず、ほかのコンビと同じように、チャレンジャーで。僕ができるのは、それくらいかな。

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佐々木

エバースがライフスタイルの一部になったら

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町田

お笑いライブで、頭を空っぽにしてほしい!

町田さん:よく通る美声が魅力(?)。しかも自称「恋愛体質」。
 
佐々木さん:大学まで野球選手で、高校時代は主将も務めていた。

――おふたりともOggi読者と同じ30代。「30代のうちに成し遂げたいこと」はなんでしょう。

佐々木:ラジオを続けていって、30代のうちにラジオでのでっかいイベントをやれたらいいですね。オードリーさんが「オールナイトニッポン」で東京ドームを埋めたような、ラジオスターだからできることを。ま、東京ドームが無理でも、武道館くらいは。

町田:それでも、めっちゃデカいけど。僕たちふたりは、声の種類も音程も違うので、ラジオ的に聞きいやすいと思うんですよ。ラジオで代表番組をもって、さらにいつかテレビでも自分たちの冠がついた番組をもてたら。

佐々木:あと、30代のうちに結婚して子供ふたりくらいはほしいな。

町田:僕の場合、20代はお金がなくて何もできなかったぶん、服や時計…おしゃれな生活っていうんですか? それをこれから楽しみたいです。ほら、デパートとかに入っている、小洒落た調味料や雑貨を売ってるような…ライフスタイル系ショップみたいなところにも、最近は行ってみたりして。ずいぶん遅い目覚めですけど。

――では最後に、働く同世代にエールをお願いします!

町田:僕ら30代は、仕事でも家庭でも責任が増えて、たいへんなことも多いとき。だから、たまにはお笑いライブに来て、頭を空っぽにしてください!

佐々木:そう、僕らの漫才を見たら、だいたいのイヤなことは忘れられると思うんです。舞台に来るのが難しくても、週1回のラジオでもいいから、皆さんのライフスタイルの一部にしてもらえるだけでもいい。楽しみがひとつあるだけで、いつもの仕事も頑張れるんじゃないかと思います。

エバースが出演した漫才ライブレポート
▶︎バッテリィズ、真空ジェシカetc. 東西の人気漫才師が集結! 2025年の賞レース優勝候補だらけの大漫才ライブ【 完全レポート】

撮影/高木亜麗 構成/南 ゆかり

エバース

2015年、NSC東京校21期生のふたりで結成。2024年NHK新人お笑い大賞受賞、M-1グランプリ2024年ファイナリスト。2025年4月から『ラヴィット』木曜のシーズンレギュラーに。ラジオ『GURU GURU!』(J-WAVE、木曜担当)が好評。コンビ結成10周年を迎えた2025年、コンビ初の全国ツアー『それでも、ワインドアップ』を4月15日から全国6か所にて開催。詳細は、こちらをチェック!
▶︎YouTube「エバースチャンネル」

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